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5/4 にんじん間引きと土寄せ [にんじん]

今年、発芽に初めて成功して春播きにんじんの間引きと土寄せをしました。春に発芽に成功したのも初めてなら、コート種子ではない、裸の種子での発芽も初めてでした。コート種子は数も少ないので2cm間隔で丁寧に種を配置して種まきするのですが、裸の種子は種袋に大量に種子が入っているので、ついうっかりして多めに、かつ密に種まきをしてしまいます。ましてや、にんじんともなると発芽不発の心配からどうしても密に播いてしまう誘惑に負けそうになります。根野菜は発芽後の植替えも不可能なので、種まきした場所の種が発芽しなければそのまま欠株が確定します。他の場所の種が発芽して収穫までたどり着いたとしても、欠株はそのままとなり、収量は減り、スペースもムダができてしまいます。そんな失敗の落とし穴満載のにんじん栽培は気の緩めることのできない手ごわい作物と言えます。なんとか発芽にこぎつけても、その後の手入れに失敗するとこれまた不本意な栽培に終わってしまいます。間引きをサボってしまった。土寄せを忘れて青首にんじんができてしまったなど、いろんな失敗には事欠きません。立派でおいしい(そうな)健康なにんじんを、たくさん収穫するためには、発芽後の手入れも重要です。手入れ前の画像ですが、秋播きのにんじんとは異なり、発芽無事完了でほっとしていると、雑草はバンバン生えてきます。タイミングを逸すると雑草との生存競争に敗れてしまう可能性は高いです。早めに除草がこれまた重要。間引きもしなくては栄養を取り合ったり、根がぶつかって大きく育ってくれません。

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どうも、私の生まれ持った性格からなのか間引きと言う行為が苦手です。自然に任せて人間の手はできるだけ介さないでと言うのが気がラクなのですが、それでは栽培は上手く行かないものです。間引きに類する行為としては、じゃがいもの芽掻きがありますが、こちらは抵抗感なく、楽しく、手早くルンルン気分でやっています。同じ種イモから出た複数の芽のうちのいくつかを掻くのとは、根本的に意味が違うように感じます。にんじんの場合は、株単位で、生命個体抹殺する訳ですから、間引かれた固体は永遠に命を失います。取り戻すことはできません。育ちが悪い、遅いからと言う理由で間引かれることもあるでしょうが、立派に育っていても、隣の株との間隔が密集しているという理由だけで間引かれる株もあります。本当に不条理です。人間社会にも何やら当てはまりそうで、身に詰まされます。特に企業社会や組織では切実でしょう。間引かれるにんじんにすれば、非がまったく無い場合もある訳でして。いつも、複雑な気持で作業をしていますが、作業が終わってスッキリした眺めになると、やってよかったなあ~などと感じてしまう自分にまた不愉快さを感じたり。ちょっとナイーブ過ぎるかもしれませんが、育てるという行為とは逆ベクトルですから。しかも、仕事ではなく趣味でとなるとやっぱりねえ。

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間引きと土寄せを終えた後は、肥料を追肥します。秋栽培で固形肥料を土寄せした株間に置いて追肥する方法は実績があったので同じ方法です。間引きも1回目をやや強めにするのが良いように感じます。株を残し過ぎると残った株の成育が悪くなります。多めに残しておくことで、途中でダメージを受けた際の保険の役割になりそうに感じますが、それでは中途半端な栽培になってしまいます。一発勝負とまでは言いませんが、野球で言えば、ボールを置きに言ってストライクを取りに行くと打たれてしまう?、バッティングで言うと当てに行くのではなく振り切る気概が重要?説明になっていないでしょうか。今後、雨が降る度に、肥料が溶けて土中にしみこんで栄養となってくれる算段です。元々、にんじんは水辺の植物が原種でセリ科の植物。水は大好きなはずです。原産地がアフガニスタンらしいのですが、砂漠のイメージ、乾燥した大地のイメージしか湧いてきません。これから順調に育ってくれたら、次はアゲハ蝶の卵を産み付けられないかが心配。秋播きだとその心配はありませんが、春播きではあり得るのでは?と、とても警戒しています。

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このタイミングでこれだけの管理作業をすればまず大丈夫だろうと思います。今後はスクスク育ってくれることを楽しみにするだけです(本当か!?)。土寄せをしたので株が風で倒れることもないでしょう。このところ、風の強い日が続いているのでちょっと心配。秋栽培よりも株が細くてひょろっとしています。品種の違いもあるので、安易な比較はできませんが、もう少し、ずんぐりした頑丈そうな株の方が良い感じもします。葉数は十分だし、葉の色も良いので後は天候と栄養状態に気をつけて、水枯れしないように水遣りをこまめにしてあげれば上手く行くのではないかと感じています。初めての春播きにんじんでの成功、収穫できれば最高にHAPPYなのですが、期待に応えてくれるでしょうか。今から収穫が楽しみです。成功したら、調子に乗って夏播きも挑戦してみたいです。

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4/2-4/5 にんじん発芽! [にんじん]

やりました!ついには春まきにんじんの発芽に成功です。これまで、秋まきでしか発芽に成功したことがありませんでした。これまでの春まきにんじんの栽培は梅雨の時期に種まき後の乾燥を補う狙いでしたが、発芽まで至らずに失敗の連続。春まき品種に種を変えたことも勝因だったかもしれません。購入後、すぐに種まきして種の痛みも少なかったことも良かったかもです。実は種まきは1度実施した後に1週間ほど後に2度目を実施しています。1回目の種が発芽したのか、それとも2回目の種なのか、両方なのか?何とも言えませんが、種まきした位置から考えて両方とも発芽しているように思われます。種はかなり密に播いているので、間引き時期によっては作業が大変かもしれません。

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苦労してこぎつけた発芽なので見てるだけでかわいいですね。にんじん栽培は発芽さえすれば成功とは思っていますが、それは秋まきの栽培のこと。春栽培はこれが初めてですので気を緩めずにケアして行きたいと考えております。秋栽培の成育と異なる部分も興味があります。害虫は春の方が多いでしょうし、防除方針を早目に決めておかなくてはなりません。にんじんの場合、アゲハ蝶の幼虫がつくとの情報は得ているので、やられてしまわないように注意ですね。春と同様に本葉が展開してきたら、まずは固形の置き肥を試してみます。害虫の防除は寒冷紗トンネルを早めに張ることしか思いつきません。

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発芽したての芽はちいさ過ぎて目を凝らして見ないと判りづらいかもしれません。前作がだいこんの秋栽培なので畝の土の深さは十分です。順調に栽培が進めば、7月頃に収穫が期待できます。秋栽培は雑草の手入れがラクでしたが、春栽培はそうはならないと覚悟しています。早めの除草に忙しくなりそうです。本葉展開時後の追肥と土寄せで土を返すので土寄せで除草を兼ねる感じでしょうか。とにかく初めて発芽に成功した春栽培なのできっちりと収穫まで達成したい気持ちです。楽しみです。

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3/22 にんじん春播きに挑戦 [にんじん]

何年かぶりに秋播きのにんじん栽培に成功して気分が良いので、春播きにも挑戦することにしました。過去に何度か挑戦したことはありますが一度も発芽に成功していません。種まき時期が悪いのか上手く発芽してくれないんですね。種も同じものを使おうかとも思いましたが、春まき品種の方が良かろうと考えて選択しました。秋まきで成功した品種は、種を一粒づつコートされたもので、その分、水分を保持して乾燥を防止できるので発芽する確率が高いのだと思います。春まき品種の種はコート加工してあるものが手に入りません。

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良く見ると、緑色の薬剤加工してあるように見えます。種の姿ははっきりと判るのでコート種よりは裸の種に近いものです。にんじんの種は、しゅんぎくの種と良く似ていて吹けば飛ぶような軽い小さい種です。緑色の成分は何だか判りませんが、殺菌消毒剤だと思われます。種子の発芽の大敵は『乾燥』ですが、にんじんでも同様でしょう。にんじんの場合は、好光性種子の代表でもあるので、たくさん土を被せるのもダメでしょう。紫蘇の種まきのイメージで土を被せないと言うやり方も思いつきましたが、風で飛ばされと困るのでそれは止めましたが、気持ちとしては土は被せたくないところです。何より発芽してくれることが大切で、発芽しなければ栽培が成り立っちません。乾燥を防ぐと言う観点から考えると実は覆土があった方が効果的なように思います。光は遮らずに、被土は極力少なくして、乾燥はさせずにと言うのが発芽しやすい条件だと思うのですが、これは、なかなか難しそうな注文です。

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考えた結果は、種まき用の溝を深めにして水分が種のある場所に落ちて行くようにすることにしました。効果があるかどうかはまったく自信なしです。溝が深くなる分、光は届きにくくなるので、乾燥が予防できたとしても光不足で発芽しないかもしれません。あれこれ考えるより試してみて『論より証拠』でしょう。

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1cm間隔で種を置く感じで種まきしました。覆土はふるいで土を高い位置から落とす程度、その後手で軽く種を押さえて動かないようにしました。にんじんの種まきに決め手があるなら知りたいところですが、何年もやり続けていますが判りません。種まきしてから小雨が降り続くような天候になると水やりも不要でラクなんですが。そうなれば必ず発芽すると言うものでもないでしょうし。気温も必要かもしれません。霜が降りる心配はなくても夜間、早朝は10℃を下回ります。発芽に必要な温度が維持されないと発芽も厳しい訳で、1週間ほど様子を見て発芽しなければ、種のまき直しとなりそうです。種まきをやり直して発芽するなら気温不足と考えても良さそうです。いや、これだけでは、原因は乾燥の可能性も否定できませんね。

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3/13 にんじん栽培終了 [にんじん]

にんじんの収穫をすべて終えて栽培を終了することにしました。春の足音がすぐそばまで来ています。うっかり収穫のタイミングを逃すとトウ立ちしてしまいます。そうならないうちにすべて収穫を終えておかなくてはなりません。畝に未収穫のにんじんは約40本。一気に収穫しても少ない家族では短期間に消費することは不可能なのですが、自宅の庭に埋めて保存することにしました。土に埋めておけば冷蔵庫で保存するよりは長期間保存可能です。それより、春蒔きのにんじん栽培にチャレンジしてみたい心境です。今まで、秋蒔き以外のにんじん栽培には成功したことは一度もありません。ニンジンは周年、消費する野菜なので、途切れずに栽培したいとは常々考えていますが、栽培ノウハウが確立しておりません。特にニンジンは発芽に苦労します。春蒔きでも是非、栽培を成功させたいところです。

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栽培中の間引きが完璧でなかったせいもあり、収穫したニンジンのサイズはさまざまでバラツキがかなりありました。栽培としては不満が残るところですが、台所の主はいろんなサイズが混じっている方が都合が良いとのことで、かなり複雑な心境です。タマネギにしても、じゃがいもや、ニンジンも主婦間隔だと、使い残しが極力少ない方が理想らしく、タマネギ1個、ニンジン1本でもその時々の必要な分量にあったサイズをすべて使い切れば、半分使い残しで保存すると言うことがありません。やはり、野菜も丸ごと保存する方が痛みや劣化が最小限に食い止めることができると言うことです。

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葉をすべて切り落として根っこだけにします。この状態で土はあまり落とさずに自宅に持ち帰り、庭のゴミ堆肥の山の中に埋めて保存することにしました。ゴミ堆肥を言っても完全に堆肥化して完熟しているので衛生面の問題はありません。見た目の印象は完全に土です。スーパーで売られているニンジンはほとんどが細根を処理してあり、水洗いして土はついていないものが多いので、畑で掘り上げた直後のニンジンの姿を見るとちょっとグロテスクに見えるかもしれませんが、これがニンジンの本来の姿。野菜の多くは、特に土の中で可食部が実るものはイモでも同様で、泥や土、細根が処理済みで加工されて見た目が滑らかできれいに見えるものが多いと思います。野菜本来の姿を知ると言うのも、家庭菜園をしている発見ではないでしょうか。こう見えても、水で洗ってしまえば見た目はすごくキレイになるんですよ。

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2/7 にんじんの裂根 [にんじん]

にんじんは必要な分量を少しづつ収穫しています。まだ、成長中のようで収穫時に少しづつですが大きくなっているようです。今日、収穫したにんじんのうち1本が裂根(れっこん)していました。根が割れてしまう現象です。きれいにたて方向にパクリと割れていました。おそらく、食べることは不可能だろうと思い、そのまま菜園の残渣置き場に捨ててきました。急激に根が成長したり、寒さで凍結して根の中の水分が膨張する際に根の表皮が耐え切れなくなって割れて起こると言われています。特に珍しいものではなく、にんじんを栽培していると過去にも良く見かけました。予防はできないものかとも思いますが、有効な手立てがあるのかどうか、私は知りません。もとより、100本以上も栽培していて裂根が発生するのは多くて10本くらいなのでそれほど問題視していません。珍しいものを見てトクした気分と言うと負け惜しみになりますでしょうかね。

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反対側から見るとまったく普通で気づかないほどです。我が家は色の濃い野菜がカラダに良いとかを妄信しているせいか、やたらと、にんじんの消費量はハンパなくスゴイんです。にんじんだけではなく、いわゆる緑黄色野菜であるところのカボチャ、ブロッコリー、ニンジンは一般家庭の2倍から3倍の消費量です。ニンジンは私は栽培しない時期にはほぼ毎週、注文しているらしく冷蔵庫の野菜入れからニンジンが消えたことがありません。1日の食事のどこかにニンジンがお出ましになります。嫌いではないので苦にはならないのですが、ありとあらゆる献立にニンジンが入っています。今の時期なら酒かすで作る『かす汁』や、クリームシチュー、煮物、みそ汁、炊き込みごはん、など。需要は1年中あるのですが、栽培が1年中は困難な現状です。そろそろ、周年栽培の可能性を探るトライすべき時期かもしれません。でも難しいのですよ。ニンジンは...。発芽させるのがね。春の種まきは試したことがないのですが、夏よりは成功する可能性は少しはあるかもしれません。あまり、スペースを必要としませんが、マルチを使わないので雑草との闘いになりそうな気はします。

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それにしても見事?な裂根です。上から下にバッサリと気持ちよく裂けています。裂けたところから気持ちよく全開しています。今年の冬は最初は暖冬でしたが途中から寒くなったことも影響しているのでしょうか。栽培時期が冬にかかっているのがげ原因なのかもしれません。裂根するのはにんじんだけでなく、丸だいこん(聖護院)も寒さが厳しくなった頃から首のところから割れが発生していました。水分量と寒さのせいかもしれません。長いだいこんは1本も裂根していません。だいこんは首の部分が土の上に突き出ていますが、にんじんが土寄せしてあり、首の部分も全部土の中に埋もれている状態なので外気に当たっているから割れたとも言えないと思います。たとえば秋だったら裂根しないのか?どうでしょうか。今度、試してみようかとも思いますが、にんじんの秋収穫栽培は未だ成功したことがありませんし。実証が困難です。もしかして、トウ立ちが始まっているのか?と言う推論もありますが、見る限りトウ立ちの気配はありませんでした。

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1/10 にんじんテスト収穫 [にんじん]

にんじん栽培の成否は種まきに尽きると言っても良いと思います。発芽に成功すればほぼ収穫できる作物なのですが、この発芽がなかなか思ったようには行かないものです。今回のにんじん栽培は、9/22に種まきした分は発芽が半分、1週間後の9/30に種まきしたものがやっとのことで、ほぼ100%発芽してくれました。これまで、10年近くで2度ほどチャレンジした春まき栽培はほとんど成功したことはありませんが、秋播き栽培は過去に1度だけ収穫までたどり着いたことがあります。成功すれば、種袋1袋分で100本くらいのにんじんが収穫できるので、一家庭の消費分としては、余りある収穫量です。

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にんじんの畝の土は毎年、堆肥を入れて増やし続けていることもあり分量が豊富になっています。土寄せもしっかりとしたので、首の部分が緑色には変色せずに済みました。にんじんの収穫時期は遅れると裂根してしまうので、慎重に様子を見ながら収穫遅れにならないように気をつけなければなりません。1月や2月なら雪の降ることもあるし、畝の土が凍結してしまう時期なので収穫にも影響する場合があります。今年はエルニーニョ現象で暖冬なので、凍結、低温、降霜の不安がありません。野菜の栽培にはラッキーな気候となりました。今秋の野菜の種まきは、えんどう、だいこんの種まきが遅れ気味になりましたが、このにんじんは早からず、遅からずと考えています。過去にも10月初旬に種まきした際は発芽が上手く行きました。8月でも9月でも発芽さえ上手く行くならOKだと思いますが、これまで成功したことはありません。これも、栽培に最適な時期を特定するのは、大変難しい作業だと思います。毎年、いろんな時期を試して探り続けるしかないのかもしれません。一定の時期は特定できるのかもしれませんが、雨の降るタイミングも影響されるように思えるのでそうそう単純に結論が出せるものでもないように思います。

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11/24 にんじん間引き [にんじん]

にんじんの間引きをしました。発芽が最大の難関のにんじん栽培ですので、発芽してしまえばほとんど収穫したも同然!?と勝手に考えていますが、間引きをしっかりとしないとそうも言ってられません。株間は5cmを目安にしました。発芽に苦労したことを思い出すと、間引きするのはもったいないと感じます。立派に成長したにんじんを収穫するためには、この間引きはココロを鬼にして?やり遂げねばなりません。丁寧な作業はどんな管理作業でも基本ですが、この間引きだけは、じっくり考えてやるとあまり良い結果になりません。私は機械的に、あまり深く考えずにスパスパと間引いて行くことにしています。早く手を動かしてあまり感情的にならないように意識しています。こっちを生かそうか、いやいや、やっぱりこっちかな?などと迷っているとロクな事がありません。もう、何も考えずにスパスパと敢えて素早く作業を終えると言うのがコツかもしれません。

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間引きが終わったら、土寄せします。畝に3条植えしたのですが、畝の両端は土寄せしやすいのですが、真ん中の条はやりづらい、と言うより不可能。土寄せはあきらめました。土寄せをしないとどうなるかと言うのは、葉茎と根の間が緑色に変色してしまいます。青首だいこんや、じゃがいもの緑変と同じ現象です。青首だいこんは良いとしても、青首にんじんはちょっとNGですよね。きっちり首まで赤いにんじんの方が見た目もよろしいので、できるだけ土寄せしておくようにします。

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収穫予想時期は2月か3月です。もっと寒くならないうちに収穫したいと常々思うのですが、7月や8月に種まきしても発芽しないんですね。もっとも、7月や8月なんて畑は雑草がビシバシ生えているので、芽が出ても雑草に負けてしまうし、暑さと乾燥で発芽が本当に難しい訳なんです。これはかなり長期の課題です。春播きではどうか?雨の時期の6月にと思い、過去に試したこともあるのですが、失敗しました。何が悪いのか?やはり気温と乾燥。としか思えません。おだやかな気温と過乾燥予防。にんじんは、アフガニスタンが原産らしいのですが、イメージ的には砂漠で乾燥してそうな場所だと思いますが、植物としては、水辺に原生するらしく意外に水が大好きな様子。クレソンとか、あの類と同じで四六時中、水が流れているような場所がお好みとか。そんな植物に7月とか8月の種まき自体無理だと思うのですが...。6月だって、水には恵まれたとしても、気温はどうなんだ?と思います。結構、梅雨って高温だしねえ。原因が判って発芽に成功しても、害虫防除が待っています。にんじんの葉って、蝶の幼虫系の大好物でバリバリ食べるそうです。そうそう、姉から教えてもらったんですが、にんじんの葉は天ぷらにして食べると美味しいそうです。実際、食べてみましたがイケます。パリパリっと、サクサクっと食感が軽やかで、ヤバイって奴ですか?

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10/30 にんじん畝除草 [にんじん]

にんじん栽培の初期は雑草との区別がつき難くて苦労します。大きさも変わらない為、間違ってにんじんを抜いてしまうリスクも大きい訳です。画像を見ているとちゃんと栽培が成立しているのだろうか?と疑問を感じてしまうもの無理もない印象です。実はかなりしっかりと成育してるのですが、雑草に埋もれてしまいこれは失敗か?と思わず感じてしまいます。

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にんじんの栽培はこのステージではひたすら根気です。雑草をきれいに取ってあげるとにんじんは成長で応えてくれます。とにかく雑草をむしる、むしる、むしり続ける。土寄せして肥料を置きます。さらに、ジョロで水をたっぷりとあげて肥料を溶解させて畝に浸みこませます。ホント、手間のかかる作業ですがこれをやるのとやらないのでほぼ収穫できるか、できないかの分かれ道くらいの差があります。まあ、細かい作業だと思います。

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10/10 にんじん発芽か? [にんじん]

余り種が痛んでいたからか?ただでさえ、発芽が難しいにんじんの発芽は1週間経過しても発芽なし。種まきに見事に失敗。ダメなものはやり直せば良いと言う訳で、早速、種まきをやり直したのが9/30でした。今度は、9月末の爆弾低気圧がやって来た。またもや、失敗か!?と不運を恨みましたが、あれから10日経過した10/10、発芽(らしき)兆候を発見。にんじんの発芽は雑草の芽と区別がつきにくくて、発芽直後は判り難いのです。種袋の裏に発芽の画像があるのですが、これには意味があるんですね。こんな芽が出ますよ!とイメージを伝えておかないと雑草の芽と勘違いしてむしり取ってしまうかもしれません。種まきした際の種の間隔と筋まきしたことから、おそらく、これはにんじんの芽に間違いないのでは?と思うのですが半信半疑でもあります。

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畝を遠目で見るとこんな感じなのです。これじゃ、発芽しててもよっぽど注意深く見つめないと気づきません。この時期mだ、雑草はすごい勢いで発芽します。にんじんの栽培、種まき時期って言うのが未だに掴めないのですが、過去の経験から判断できるのは、7月種まきでも、4月種まきでもなく、秋まきなんですね。もちろん、地域により異なるので一般論と言うのがあるのか、ないのか?言えるものなのか?これも確信がありません。暖かい時期だと水分を確保できれば、発芽はするでしょうが、害虫も多いので発芽直後に食べ尽くされて『THE END』の可能性は高さそうです。秋まきはその点、リスクが少ないのですが、11月以降、気温低下するので成長が鈍化します。過去に1度栽培した際には、真冬の2月頃、雪が積もった畝で収穫した記憶があります。

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にんじんの芽は軸の部分が赤色っぽい(紫色)のが特徴なのでしょうか。根っこが赤い野菜なので、発芽の頃から色素の片鱗を見せているのかもしれません。もう少ししたら、本葉が何枚か展開するのでしょうが、害虫に喰われないように寒冷紗トンネルが必要か判断しなくてはいけません。過去の栽培記録では寒冷紗トンネルは掛けていないようです。にんじんの葉は、ブロッコリーと同様で害虫大好きの印象があります。柔らかいのか?、栄養豊富なのか?、はたまた、甘くて旨いのか?、発芽しないとその先はないのですが、発芽はしてもその後もノウハウ不足です。判っているのは、間引きして、追肥して、と言うイメージ。前回は、根の成長が足りないまま裂根した記憶があるので今回は成長スピードのコントロールに注意したいところ。水分と肥料分のバランスが重要なのか?いやいや、前途多難。

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9/30 にんじん種まき [にんじん]

発芽が難しいにんじんの栽培。発芽以外にも種を播く時期を選ぶのがまた難しい野菜です。これまで、いろんな時期を試してみましたがなかなか発芽させることができませんでした。教科書では、日本の標準地では7月と説明されていますが、7月に種まきして発芽した経験がありません。梅雨の頃が水分も豊富でよかろうと思い、種まきしてみましたがやはりダメ。これまで成功したのは秋の9月、10月が良かったので、今回もこの時期を選んで種まきしてみることにしました。品種や種の形態も工夫していろんなタイプを試してみました。裸の種ではうまく行かず、ペレット種が相性が良いので品種はずっと、『ベターリッチ』にしています。何年も前に使い残した種があったので、9/22に種まきしたのですが、1週間を経過していますが、1粒も発芽せずで不発でした。やはり、種が古かったのでしょうか。これではダメだと感じて新しい種を購入してきました。これで発芽しなかったら、あきらめようと思います。(ちょっと悲壮感が漂ってます?)

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にんじん栽培ってそれくらい難しいんですよ。にんじんとほうれんそうは、畑の土の完成度も問われる野菜です。この2つの野菜が立派に育つ畑だったら他の作物もまず問題なく育つ土壌ができてると思って良いと思います。その観点で点数をつけると我が菜園の土の完成度はまだまだですね。種袋を開けると出できたのはプラスチックのケース。丁寧な封入です。昨今のタキイのタマネギ種の手抜き!?(失礼)とは随分と違います。サカタさん立派!。この画像だけ見てるとそのまま何粒か口に放り込んでしまっても違和感のない見た目ですね。野菜の種とはかなりイメージがかけ離れてます。

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にんじんの種まきで過去に成功した時と同じやり方をすることにしましたが、細部までは思い出せないので困りました。にんじんは好光性種子なので土をたくさん被せると発芽しにくかったはずです。好光性種子の仲間は『しそ(紫蘇)』なんかも同じで、『しそ(紫蘇)』は種まきすると発芽せずに、勝手に風で飛ばされて畑の土の上にふんわりと落ちた種の方が良く発芽します。つまり、土を被せてはいけない部類の種だと言えます。そうは判っていても畝の上に種を置くだけと言う勇気がなかったので軽く篩った土をうっすら落とすだけの種まきとすることにしました。『しそ(紫蘇)』では過去に畝に種をばらまくだけの種まきをして見事に発芽させた成功体験はあります。にんじんも裸の種ならそのやり方もあるな..と今思いつきました。

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2cmくらいの間隔でペレット種子を置いて行きます。播き溝はできるだけ浅くしました。支柱を畝に押し当てて作った溝です。種と接する畝の表面の土だけ通しで篩って細かくして小石や未分解のチップなどを取り除きました。種袋に入っている種をすべて播き切ろうとするとかなりの畝の長さを必要とするようです。80cmくらいの幅の畝ですが、3条播きにすると3m分くらいは余裕で播くことが可能です。結構、根気と緻密さを必要とする作業です。気候の穏やかな秋のこの時期だから集中力も途切れずにできる作業と感じます。真夏の暑い昼間や、冬の寒い時期ではとても無理です。秋でも時間帯により、蚊の猛攻を受けたりすることもあります。秋晴れの虫の居ないさわやかな時間帯でこその作業と言えるかもしれません。

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通しで篩った土を畝全体にパラパラと降りかけて白い種が土に隠れて見えなくなったら、すぐに止めます。その位、ほんのうっすらと土が被さったら終わる程度にして、決して土を厚く被せないように注意しました。本当は土を被せなくても良かったかなとも感じましたが、それでは今度は乾燥しやすくなって発芽しないのではと不安にもなります。籾殻を被せて水を掛けておくと言うやり方を雑誌で見たことがあります。良い方法かもしれません。

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種が余ったので、9/22に播いた余り種が発芽しなかった場所にも種まきのやり直しをしました。今度は新しい種なので無事発芽して欲しいなと祈る思いです。やはり、にんじんの発芽は難しいなと感じました。寒冷紗トンネルをしようか、やめようか迷いました。鳥が来てたつつかれたりしないか?いやいや、寒冷紗のトンネルなどすると雨が降るとトンネルの一部に、局所的に雨水が伝って今度は種が水に溺れてはしないか?などネガティブがことばかり考えてしまいます。天気予報は明日から下り坂の予報。大雨はゴメンですがしっとり、シトシト霧のように長時間降ってくれるなら大歓迎。恵みの雨になって欲しいと願っています。過乾燥にならなければ無事発芽してくれる可能が高そうです。

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