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5/4 ピーマン苗定植 [ピーマン]

今や、春栽培野菜では常連となったピーマン。スーパーや生協でも比較的安価に提供されている野菜ですが、大量に食べるとなると思った以上それなりのお値段になってしまいます。ちょっとだけ食べると言うだけでは、満足できない料理が多いのもピーマンの特徴です。自家栽培すれば死ぬほど食べることも可能。それも採りたてですから品質は間違いありません。無農薬栽培ですから安心して食べることもできます。この無農薬栽培野菜と言うのがクセモノで、安い野菜でも無農薬栽培と言うだけで突然、高価な価格になってしまうのを何度も見てきました。できるだけ、野菜は自家栽培で無農薬、有機栽培です。

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苗は購入後、自宅室内で養生させましたがこれは例年通りのこと。自宅の私の部屋はこの時期野菜苗だらけで手狭になります。できるだけ日当たりの良い場所で養生させたいので場所は限られてしまいます。2日か3日に1度は水やりも必要なのですが、この作業も作業負担がバカになりません。部屋は2階なので口細のジョウロで5回ほど給水が必要。1回と2階を5回往復するので養生期間の最後の方は早く定植を終えてこの作業から開放されたい。部屋を広々と使いたいという気持になります。それでも、このめんどうくさい養生作業をしないで定植すると弊害がいろいろと出てきます。4月の初めでは朝夕は冷え込みもあります。苗がカゼをひく。ビニールトンネルすると今度は昼間の気温上昇で苗が高い温度に晒されて苗が萎れたりします。特に小さい苗のうちは弱いし、この時期にダメージを受けると後々の栽培にも影響を与えます。

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室内養生をして定植すれば安心と言う訳にも行きません。メイストーム(5月の嵐)、定植直後に強風で苗が振り回されたらひとたまりもありません。支柱を2本立てて、麻ひもでしっかりと苗を固定しておきます。定植作業の日も時折強い風が吹いていました。できれば風のない日に定植作業をしたかったのですが、仕事の休みの関係で風止み待ちをしている余裕もありません。野菜栽培は、自然相手ですからある程度は割り切りも必要です。風はゴメンですが、雨は慈雨ですしおおひさまや、暖かい気温もありがたい恵みです。少しばかりの艱難辛苦は植物を鍛えてくれるとくらい考える必要もあるかもしれません。

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11/16 ピーマン撤収 [ピーマン]

11月の中旬はついに、ピーマンの撤収です。まだ、果実がたくさん実っていて樹の様子だけで言えばまだまだ収穫可能なのですが、さすがに11月にピーマンかよ~と言うのもあります。一番の理由はいちご畝のスペースを確保すると言う理由です。長い間、収穫をもたらしてくれてありがとう!の気持ちを忘れずに作業を敢行しました。その前に最後の収穫です。大きな果実だけを選りすぐって収穫しました。収穫カゴに6分目ほど、ピカピカの大きな果実が大量収穫。これで、ピーマンも食べ納めです。万願寺とうがらしも同じ畝での栽培なので、同時撤収となりました。こちらは、収穫量は僅かでした。

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11月半ばですが、ピーマンの枝葉はガンガンに繁っています。樹は小さめですが、枝が垂れ下がるほどの果実の実りです。今年は例年以上に樹が小さくて実りが大きくバランスがちょっとなあ?と疑問を感じてしまうほど。もう少し、樹が大きく育ってくれても良かったかもねと感じた次第。でもまあ、収穫が順調なら文句はありません。成長のスピードと気温、日照の上昇との兼ね合い具合次第でどの様にも育つのではと感じています。今年は、特に苗を購入後に自宅の屋内で育苗したことも影響しているかもしれません。来年はどんな栽培方法にしようかと思いを巡らすことにしましょう。基本的には、寒さには弱い作物ですので春先の育苗は、加温が必須。その方法が重要な部分です。自宅も手狭なので来年は違う方法を探りたいところです。

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最後の収穫を終えたら、支柱をスポスポと抜いて行き、支柱と枝を括りつけていた麻ヒモをハサミてパチパチ切断しながら、ピーマンの樹を引っこ抜いて行きます。思ったほど根は張っておらず、それほど力を入れなくても樹が抜けて行きます。根についた土を払い落として、菜園の隅の残渣置き場に移動。残った畝には枝葉や落ちた果実が散らばっています。これらは、手とほうきと箕で片付けます。ピーマン畝はゆったりとした配置で通路を確保しているので、撤収後はかなり広々としたスペースが確保できました。いちご畝も通路を十分に確保できそうなので、収穫や手入れ作業はラクにできそうです。これは好都合です。

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マルチも撤収すればきれいな畝が現れます。

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ロープを張って、畝のサイズを測り直してクワで土を耕します。1作ごとにこの作業は必ず行うように心掛けてはいますが、時間が確保できない場合などは省略してしまうことも。いちごは苗の定植時にはマルチを掛けないので、作業工数と時間は他の作物と較べると少なくて済みます。その分、きちんと土を耕すことにしました。実際、クワで耕していると、土の中からこぶし大の石がでてきたり、指の太さほどもある長い雑草の根が出てきたりしました。やはり、きっちりと耕すと言うのは大切な作業なのかもしれません。作業としては時間があれば嫌いではないのですが、限られた時間内に植え付けまでを完了させなくてはならないとなると、プレッシャーもかかり、作業そのものが億劫に感じてしまうものです。

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11/11 ピーマンまだまだ? [ピーマン]

毎年の事ではありますが、ピーマンは11月一杯はガンガン収穫できます。毎年、11/20前後にいちご苗の定植のために泣く泣く?撤収するのですが、その気になればこの先、1ヶ月くらい十分に収穫ができるだろうと思える程の元気ぶりです。今年もおそらくその頃までは撤収せずに収穫を続けることになりそうです。樹はそれほど大きくなりませんが、実の成り方は細くて、長い枝にたくさんの果実が鈴なりに成るので、地面近くまで枝が垂れ下がり、果実が地面を引きずってしまうこともあります。実のなる野菜は基本的に生殖成長を先行させた方が収穫が大となるので、バランスの悪い樹の形になってしまいます。多分に肥料分にリン酸を効かせていることが原因だと思います。チッソ分とリン酸成分の比率のさじ加減と言うことです。さすがに、花は1輪ほどでもう咲いてはいませんので、今現在、成っている果実が最後の収穫と思われます。

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この時期の菜園作業は1日が短くなってしまいがちです。夕方は5時ともなればあたりは暗くなって作業はやりづらくなります。かと言って、夏のように朝5時頃から作業を開始できるかと言うとこれも暗くてできません。仕事が休みで前日から気合を入れて朝早くに起きてもなかなか長い時間作業をすることは困難です。ピーマンは収穫にも手間がかかるので、他の定植作業の合間に行うのですが、ついつい作業が後廻しになってしまいます。毎年、豊作でうれしい限りですが、食べ方のバリエーションにも限界があるし、季節的に今更夏野菜もね、と言う感じもあり、さすがにちょっと飽きてきました。

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7/24 今年も豊作(ピーマン) [ピーマン]

ピーマンや万願寺とうがらしは相性が良く、栽培ノウハウも確立されてきたのでまず失敗がありません。それどころか、年々、収穫結果が良くなってきています。特に栽培方法を変えている訳でもないのですが。11月まで収穫もできるし夏野菜の栽培では楽しみの一つです。きゅうりやトマトは栽培期間が意外に短くて、忙しい栽培管理を強いられます。ピーマンは果実も年々、大きいものが収穫できています。もちろん、収穫量も増大方向。食べきれないほど収穫できるのであちこちにお裾分けしますが、それだけ収穫作業自体も手間がかかるし大変です。この時期ですから、ヤブ蚊の襲撃を交わしながらの収穫作業。たくさん実るのは楽しいし、充実感はあるのですが、ただでさえ、クソ暑い時期の作業ですしホント体力と気力が必要です。

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ちょっと収穫をサボるとこんな状態になります。果実はピカピカだし、大きいし。うれしいんですけど...。最近、だんだん、義務になってきてちょっと気持ちは重苦しい感じ。食べてもおいしいし、スーパーで買ってきては食べられないほどの大量のピーマンを使って肉詰めや、シンジャオロースを食べるもの幸せではあるのですが。

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5/30 ピーマン初収穫 [ピーマン]

今年のピーマンは生育が早い。もう収穫が始まっています。ピーマンは昨年が大豊作で栽培も食べる方も堪能しました。果実が軽いのでお裾分けにも都合の良い野菜です。万願寺とうがらしも同様ですが、とにかく成りだすと勢いがあり、ノンストップ状態になります。脇芽の芽掻きも大変ですが、気温の上昇とともにその成長もスピードアップするので管理作業が追いつかない恐れがあります。樹はまだ小さいのですが、花は咲く、果実が成ると言う、うれしい兆候が見て取れます。今年も好調な滑り出しとなりました。これから梅雨に入り、水も豊富になるし、例年になく気温上昇も早いので栽培には良い時期を迎えます。これから、11月まで長期ノンストップ収穫が始まります。

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株はまだまだ小さくて本格的な成長はこれからと言う段階ですが、花が良く咲いています。花が咲けば実も成ります。当たり前のことですが、栄養成長より生殖成長が先行しています。人間で言うとちょっとおマセさんです。これは、春先から苗を室内育苗したことと関係があるのかもしれません。4月の1ヶ月は外気も低温で定植には危険なので、自宅の室内で育苗していました。戸外と較べると自宅室内はどうしても日当たりが悪いので苗は徒長気味になります。それも影響しているのかもしれません。ただ、この栽培方法は育苗する場所は異なるもののもう5年近く続けています。毎年、驚くほどの栽培成果があがっています。菜園の気候と良くマッチした栽培法と言えるのかもしれません。トマトやナスがこう、上手く栽培できると本当にうれしい限りですが、これはピーマンと万願寺とうがらしにのみ当てはまる必殺技のようです。

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4/29 ピーマン定植 [ピーマン]

今年もピーマンを栽培することにしました。苗は自宅の部屋で約1ヶ月育苗。夜間の外気の低温でダメージを受けないようにしてきました。ただ、屋内だと日照不足で徒長気味になります。できるだけ窓辺に置くようにはしていますが、それでも強い光を浴びることが困難なのです。6株の苗は昨年とほぼ同じ株数。今年もピーマンを山のように栽培することにしました。

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 熔リンが残り少なくなってしまったので、施肥量が少なめです。土の自力に期待しましょう。早生のたまねぎの畝だったところなので、たまねぎ定植時にそれなりの肥料が元肥として入っています。1作終わっているのでかなり肥料分は失われてはいますがすべてなくなっていることもないでしょう。 熔リンは過リン酸石灰と異なり、水溶性ではないので水はけの良すぎる当菜園では流亡分は少ないと思います。ピーマンならリン酸分さえあればなんとか栽培できると判断します。

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万願寺とうがらしと同じ畝にならべて定植することにしました。株間は50cm。例年通りです。私の菜園近辺の気候だとピーマン栽培は11月に入っても可能で栽培期間がやたら長い作物です。従って、樹も大きく成長し10月も過ぎる頃になると50cmの株間では葉が擦れ合う、重なり合う事態となりますが、それでも日当たりや、収穫には影響ない程度なのでずっとこの株間で栽培を続けています。秋まきで冬越し野菜の準備をする頃になっても樹が枯れることもないので、毎年、已む無く撤収しています。ピーマンは特に夏野菜とは考えていないので、11月でも収穫して食べるという感じです。毎年、数も大きさも立派なものができるので我が家ではピーマンを買ってくることはありません。あまりに豊作で食べるが飽きるくらいです。料理の仕方もそれほどバリエーションがない野菜でもあるので豊作もうれしい反面ちょっと困ることも。それでも、お知り合いにお裾分けすると喜ばれます。

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支柱も苗のうちに立てておけば根を傷めることもありません。1本の支柱だと栽培最終時期には樹が大きくなるので頼りなくもなるのですが、株数も多いし、他の作物にも支柱が必要なので1株あたり2本、3本と支柱を準備すると撤収時や撤収後の保管、管理が大変です。畑の片隅に塩ビパイプを土中に挿しておいてそこにまとめて立てておくアイデアが良いかなとも思いますが、まだ実行してはいません。雨ざらしだと痛みが早いようにも思うし、微妙な感じです。小さな菜園ですが、最盛期に使う支柱の量は、保管している風景を見るとちょっとおそろしいほどの物量です。マルチもしかりなんですが栽培のための資材って意外に大量でかさばるし、使い古すと大量ももえないゴミになるし、あんまりエコな感じがしません。どこかで根本的に考え方を改める必要性を感じています。

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4/5 ピーマン苗購入 [ピーマン]

ピーマン苗購入しました。毎年、苗を購入後はひとまわり大きなポリポットに植え替えて職場で5月の連休まで育苗していましたが、昨年の11月から職場が変わり屋内(24H25℃)育苗ができなくなりました。今年はどうしようかと悩んでいましたが、自宅でなんとかするしかないという結論。(当たり前でしょ!)。自宅ではさすがに、24H25℃なんて環境は作れないので、自宅の2階にある自分の部屋で、寒い日や夜間は石油ファンヒータを運転して20℃くらいにはなる環境です。ピーマンや万願寺とうがらしのような野菜は、苗の時期の温度の少しの違いがその後の生育に大きな差を与えるものと考えているので、これは欠かせない作業だと思っています。特に、私の菜園は都市の郊外にあって、標高が300mはあるところで、周りが山と言うこともあり、この時期でも夜間は冷え込みます。この夜間の冷え込みを避けられるだけでも、かなりのメリットがあると思います。そんなことを知らなかった時期は、3月末に苗を購入後、2重のビニールトンネルで定植したこともありますが、みごとに萎れてしまいました。

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例年、5月の連休時期に定植していますがその時期でも年によっては、苗がちょっとカゼ引くよような症状を見ることすらあります。まあ、考えてみれば8月の毎日30℃を超えるような時期でも萎れることもなく青々と元気に過ごしているような植物な訳ですから、4月の冷え込みの気温など言うと10℃以下な訳ですからそりゃ元気もなくなります。十分な温度を与えてあげると言うのが、ピーマンや万願寺の栽培のコツだと思います。特に苗の時期は4月頃が多いので注意が必要です。6月にもなれば戸外の畝でも安心ですね。

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7/13 ピーマン大豊作 [ピーマン]

今年のピーマンは狂ったように出来てます。サイズも数もハンパありません。果実の重みで枝があちこちで折れると言う現象が起きてます。天候に恵まれたこともあるでしょうが、ちょっと異常とも言える出来具合です。自家消費では追い付きません。あちこち配り歩いてます。肉詰め(スタッフドピーマン)、細切り炒めくらいしか食べ方が思いつきません。収穫しないと樹にも負担がかかるし、ともかく畑に行ったら採るようにはしていますが、採っても採っても次から次へと花が咲き、実がなっているようです。この現象は万願寺とうがらしも同様で、今年はこの種類が当たり年のようです。万願寺とうがらしもサイズがデカイ。スーパーでも万願寺とうがらしはまだ、珍しく特にサイズの大きいものは結構な値段がついています。これは売りに行くべしか...。こちらは知り合いにもらってもらっても喜ばれます。ピーマンよりは人気があります。高級食材のイメージがあるのかもしれませんが、我が家ではピーマン並みに認知されています。ほぼ、毎食、食べてますが、これも追いつきません。

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果実が成りすぎて枝が折れそうなピーマンです。めっちゃ元気です。

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4/21 ピーマン定植 [ピーマン]

4/21(日)の日没直前にピーマンの定植をしました。作業に万全を期すならもう1週先の休日(4/27以降)でも良かったのですが、苗があまりにも大きく育ち過ぎていますし、1週間菜園でポットのまま放置することにかなり不安があったことが慌てて定植して理由です。日没寸前なので畝の耕転作業も、元肥え投入も、マルチフィルムもなく、前作のほうれんそうの畝のまま苗を定植しました。今後、マルチ掛けと追肥くらいはするかもしれませんが、ほぼ今のままで育てて行く計画です。この画像は4/21当日ではなく、4/23の夕方に撮影しました。定植から2日後の様子です。慌しく定植作業だけをしたので、その後の様子が心配になって帰宅時に菜園に立ち寄り点検してきました。日中の気温上昇や直射日光で萎れたりしていないかは心配でしたが、特に大きなダメージは見られませんでした。

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乾燥や日照で萎れたりと言うことは避けられましたが、気になることがありました。葉の一部が茶色く変色していたことです。泥を被って乾いたような感じです。小さな虫が付いているのか?とも思いましたが、葉をチェックしてみると虫ではなく、夜間の低温で霜が降りた被害のようにも見えました。この現象は1株だけではなく、複数の株にも見受けられました。病気や虫害ではなさそうです。昨年まではこのような現象はなかったので少し、心配な気配ではあります。暖かい室内で育苗したことでこの時期にしては異常なまでに成長した苗になりました。大きく育った苗の割りには、外気はまだ気温上昇が不足しており、急激な気温差に苗も風邪を引いた印象もあります。天気予報では明日は雨ですし、週末にかけては気温の上昇も予想されます。ピーマンは本来、熱い気候帯原産の野菜なので1日も早い気温上昇が期待されます。

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4/20 ピーマン育苗 [ピーマン]

ここ2年ほどピーマンの栽培が年々好調で育てるコツが(偶然?)身に付いてしまったのかも知れません。例年の栽培の流れで言うと3月の末に苗を購入。購入したらすぐに、一回り大きめのポットに植え替えて室内で育苗します。用土はタキイの種まき培土を使います。室内は職場で24H、25℃、湿度は35%のかなり乾燥した環境です。連休に自宅に持ち帰り、3日ほどかけて戸外の風、日照の強さ、夜の低温に慣れさせます。そして、天気の良い日に畝に定植します。元肥えはリン酸分を重点的に施肥します。マルチ栽培をしています。今年も例年通り、3/29に苗を購入しました。職場の環境で育苗しましたが、成長が早く、花が咲いてしまいました。苗の多きさも40cmを越えてしまったので、このままでは育ち過ぎと考え、連休を待たずして4/18に自宅に持ち帰りました。2日間は自宅で夜間は室内に、昼間は自宅の庭で柔らかい日差しに当てて順化作業をしました。4/20は朝から菜園に移動して外気と日光に当てましたが刺激が強すぎたのか、ちょっと萎れてました。水やりをして少し元気を取り戻したので、夕方からは小雨模様で気温も低下しましたが、そのまま菜園に夜間も置きっぱなしにすることにしました。

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購入した日の苗の様子です。推定ですが苗の大きさは15cmほどでした。育苗期間は3/30~4/20の20日間でしたが、室内の温度が高いこともあり、かつ、種まき培土の肥料分が良く効きすぎたのか?苗の成長力があったのか、いずれにしても短期間で大きく育ち過ぎた感もあります。ただ、菜園は標高がある場所なのでナス科の作物が育つには春先の気温が低く、連休に植えつけたのではなかなか満足な収穫を得ることができません。その部分を補う方法のひとつとして、この追加育苗を考え出しました。室内でも24H空調は圧倒的なアドバンテージです。本来は夜間を低温にした方が徒長は防げますが、短期間であれば徒長気味に育苗することもその後の菜園環境を考慮すればむしろプラスに働いているような印象です。ピーマンだけでなく、春植えの野菜の苗づくりに関してはまだ判らないことがたくさんあります。家庭菜園を楽しむ方のほとんどは、苗を購入て栽培されるでしょう。かつ、ハウス栽培をする人はいません。苗を購入して、露地栽培で野菜栽培を始めますが、土地によって春先の気候は千差万別。栽培期間を通じて苗が育った環境と露地の環境がシームレスにつながることの方が珍しいのではないでしょうか。

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家庭菜園と一言で言っても、住む土地の気候や、土壌、利用可能な設備など、置かれた環境はほとんど同じではありません。数々の制約の中で育てたい、作物を少しでも満足行く結果に近づけたいと思うのが人情。人の数だけ正解もあるのではないでしょうか。相手は生き物ですが、しゃっべてはくれません。注意深く観察して、試すしかないのです。まあ、そのプロセスが楽しいと言うことも言えるかもしれません。春夏秋冬同じことの繰り返しのようでも、ひとつとして同じ作柄がないというのも自然の不思議なところです。昨年、うまく行ったからと、翌年、同じことをしても同じ結果を得られる保証などあり得ません。ただ、いろいろ人間が補完、補助して行くことを何度も繰り返せば繰り返すほど、露地で種を撒いて自然に任せる栽培には敵わないと感じることがあります。その自然調整能力というか、植物の本能と自然のコラボレーションとでも言うべきか、本当に良くできたシステムだと、つくずく感じます。多くを実らせるとか、早く実らせるとか言う人間の勝手な欲望とは別次元で、自然の調和の中で成長し、実る野菜は例外なく独特の『美しさ』を感じます。

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