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5/5 かぼちゃ定植 [かぼちゃ]

我が家では夏野菜で一番人気のかぼちゃです。品種は今年も『えびす』ですが、今年は『えびす』に加えて新たに『東京芳香』の苗を購入済みです。5/5は『えびす』かぼちゃの定植を完了しました。5株の定植。人気なので植え付け株数を増やしたいところではありますが、スペース的にもこれが限度です。スイカの植え付けも予定しています。現在、作業中の菜園の拡張(新しい畝開き)が間に合えばもう1株くらいは定植が可能となる見込みです。『えびす』だけで6株の栽培だと植え付け数は同じ数です。栽培が順調なら20個前後の収穫を見込んでいます。ポリマルチ掛けした畝に肥料は少なめ、寒冷紗トンネルでウリハ虫よけをしての栽培です。花が咲き始める頃、十分につるが伸びて節が10節ほどに成長したらトンネルを外します。その頃にはトンネルには収まり切れないほどの大きさに成長しています。花が咲いても、10節より少ない節に咲いた花には形の悪い果実ができやすいので、受粉はせずに摘み取ります。10節から11節くらいに咲く花に受粉させるときれいな果実が実ります。受粉はできるだけ開花直後の早朝がベストです。

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4/10 かぼちゃ苗購入 [かぼちゃ]

春の野菜苗購入も本格化してきました。後半に向けて苗の確保に奔走中です。2年前に中古の軽自動車を購入して以来、苗の購入がラクになりました。購入してから自宅に持ち帰るのにバイクと違って苗が傷まない。気を遣わずに持ち帰れます。きゅうり苗なんか軟いのでバイクで運ぶとまともに風を受けて、ポキッと折れてしまって悲しい思いをしたものです。かぼちゃ苗は連休近くになって、暖かくなってこないと出回らないのが例年のことですが、のんびり待っていては苗の入手も遅れて、結果的に収穫も遅くなってしまいます。できるだけ早めに手に入れないと焦る気持ち。今年はかぼちゃ苗が店頭に並ぶのが遅いように感じます。特に、「えびす」苗がない!。しかたなく、見つけた見慣れない品種の苗を確保しました。何でも、苗のトレーに貼り付けらていた、種袋に書かれたいた品種名は「東京芳香」と言う品種。よく判らないので、自宅に帰ってからネットで調べてみたら、どうやら日本の西洋かぼちゃの黎明期に開発された歴史ある品種のようです。しかも、固定種なので生育やデキが良くて味が気に入ったら種採りしてみよう。

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苗のポットに挿しこまれているラベルの「か」は「かぼちゃ」の「か」でしょう。たぶん...。ホームセンターで購入したので、レジで精算時に、他の見た目の似たPriceの異なる苗との見分けができないパートさんのための対策と思われます。転倒では葉の形の似た、「メロン」の苗や、「マクワウリ」の苗も販売されていましたし。メロン苗とかぼちゃでは単価が違い過ぎなのは理解できます。かぼちゃ苗も室内で連休までの間、養生するのでポットサイズをUpしました。高い温度で元気に育つ野菜なのでできるだけ冷やさないようにして育てるのがコツだと思います。

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かぼちゃは収穫後も長期間、保存が効く野菜です。重宝するので栽培しても非常に歓迎されます。例年、6株ほどの栽培で20個~30個の収穫です。栽培にはスペースを必要とするので家庭菜園では大量収穫が難しく敬遠されがちですが、だからと言って、坊ちゃんかぼちゃの空中栽培には走りたくはないので、畝の間をつるを這わせてでも、通常品種を通常栽培で収穫することにこだわるのが私の信念です。今年はこれまで盲点だったスペースの有効活用も密かに計画中です。

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7/24 勝手に空中かぼちゃ [かぼちゃ]

狭い菜園でお悩みの諸兄に空中かぼちゃの栽培が家庭菜園の記事やテレビで紹介されていますが、今年、我が菜園では特に意図せずに空中かぼちゃができました。簡単に言うと、なすやトマト、雨よけにかぼちゃのつるが伸びて花が咲き、果実が実ってしまい空中かぼちゃ栽培になってしまいました。第一例はサトイモにからみつたかぼちゃ。これはかぼちゃのつると果実の重みでサトイモの株が倒れてしまい慌てました。ちょっとだけかぼちゃのつるに進路を譲っていただき共存共栄を図ってもらってます。空中栽培には限界を感じて、今では座布団を敷かせてもらいました。

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第二例はいちごの雨よけフレームにつるを伸ばした事例です。こちらは雨よけが金属のしっかりしたフレームなので強度面では十分で完全な空中栽培が実現しています。空中栽培のメリットは果実のお尻がきれいなこと。地面に果実がしりもちを付かないのでお尻が黄色く変色しません。こちらはまだ完熟にはもう少し。10日ほどしたら収穫する予定です。

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第三例はなすの樹にからみつたかぼちゃのつる。なすの樹も強度的にはなんとか大丈夫。なすの樹自体の強度よりもなすの支柱の組み方と言えるかもしれません。今後の栽培方針が微妙。なすは今後、切り返し剪定。かぼちゃはこの果実を収穫後につるを撤去するかどうか。まだつるの先には花と果実がある前提。(まだ確認してませんが)。もし、果実があったとしたら、もったいないわなあ。かぼちゃのつるをこの位置からルート変更するアイデアもありますが、つるを傷つけずにルート変更するのはかなり難しそう。

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7/18 かぼちゃ収穫 [かぼちゃ]

今年もかぼちゃの収穫時期がやってきました。季節外れの台風一過、菜園は大した被害もなく無事でした。私の住む地域は山の風裏になっていて、かれこれ30年、台風で雨風の被害がほとんどないありがたい地形です。天候も晴れてこれから梅雨明けすると、毎日カンカン照りは必至。今のうちに収穫してしまうことにしました。昨年のかぼちゃは豊作でした。どちらかと言うと数が獲れました。今年のかぼちゃは1個がデカイ!。かぼちゃの栽培は家庭菜園する人にとっては広さが必要なのでちょっと敬遠される作物かもしれません。私も毎年、そのスペース確保に頭を悩ませております。スペースが必要と言っても、つるがあちこちに這い回るだけで根を下ろしている訳でもありませんから何かもったいないスペースを喰う作物です。栽培時期がトマトやなす、きゅうりと家庭菜園の王道作物と時期が被るのでどちらを優先するのかホントに困ります、悩みます。それでも、私はと言うと、最近はかぼちゃ優先になりつつあります。かぼちゃは、収穫した後も日持ちするし買うと結構値段のする野菜なので、大きいのや数がたくさん採れると経済的にメリット大であることがその理由です。今年はひときわデカイのが育ってくれたのでゴキゲンです。

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どのくらいデカイかと言うとこの画像を見ていただきたいのですが、重量で言うと1玉2.5kg~3.0kgでした。これまで育てた中で一番デカくて粒揃いです。収穫時期としてはちょっとだけ早め。果実のヘタのツルの色がコルク色になったところが完熟なのですが、まだ緑色が残っています。早めですが収穫して例年通り風通しの良い自宅の廊下に並べて保存します。

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かぼちゃの果実の色ですが、濃いのもあれば薄い色のもあります。濃い色の果実は日光が当たらず暗いところで育った果実です。柿の木の陰につるが延びて、花が咲いて受粉した果実は濃い緑色の果実となりました。果実の色と味は何か関係があるのか気になります。かぼちゃの食味は好みがあって、水っぽいのが好きな人、粉っぽくてホクホク、食べると喉が詰まりそうになるような肉質が好きな人、それぞれのようです。私は、喉が詰まりそうなのが大好きなのですが、どうしたらホクホクした肉質のかぼちゃができるのかずっと追い求めているのですが、未だに解明できていません。収穫時期を少しでも遅らせればホクホクになるのか?水を切って育てると良いのか?でも、かぼちゃは放任栽培なので判ったとしてもできそうにないですけど。

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収穫が始まっていても、その傍らで雌花が咲いているつるもあります。受粉後、50日としても8月の終わり頃の収穫予定です。8月の終わりまでこのつるを撤収できない?のはちょっと困るなあ!。でもこのつる、ピーマンと万願寺とうがらしの畝に侵入しているものなので、とりあえず、8月末でも大丈夫ではあるのですが。この雌花は人工授粉してませんので虫が仕事してなかったら実りませんね。どうなんでしょう。ずっと台風で雨だったしねえ。

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こっちはなすの畝に侵入したつるに実った果実。日当たりが良いのかうすい緑色になっています。なすの樹の空中にぶら下がっているのでこのまま果実が大きくなると重量に耐えられるかどうか心配です。そのうち、ドスンと地上に落ちるかもしれません。おしりが地面についていないので果実もきれいです。

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夏の菜園は雑草が生い茂ってこの通り。かぼちゃの収穫はつるを踏み潰さないように抜き足、差し足でかぼちゃ畝に侵入します。収穫したら畝から出るのにまた抜き足、差し足。こりゃ大変です。かぼちゃのつるの周辺にはすいかのつるもつるを伸ばしていて、うっかり踏み潰すとすいかの実りも台無しにしてしまいます。雑草も成長しますが、同時に、作物も成長するのがこの時期。面倒なのでまだ、今の時期は雑草刈りはしませんが、白菜やブロッコリーの定植時期にはすべて刈り取る必要があります。これも毎年の事。今年はちょっとは雑草取りもしてはいるのですが、追いつきませんね。

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7/5 今年のかぼちゃはデカイ! [かぼちゃ]

ブログの更新を約1ヶ月さぼっていました。仕事が忙しかったのと、もうひとつの趣味である釣りの準備に手を取られていたことも理由です。この時期は雨も多くて、たまたま仕事が休みの日も雨だったりすると菜園作業もお休み。今年はそうでもありませんが、梅雨の晴れ間も暑いのでそんな日は、さらに菜園から足が遠のきます。釣りの方は、先月末から2泊3日で釣りに行って帰ってきたので菜園作業もぼちぼち再開しました。しばらくぶりの菜園、と言っても1週間くらいですが、雑草が伸び放題で風景が変わるほど。これからの時期は雑草を抜いたり、刈ったりするか、収穫するかのどちらかですが、当たり前ですが雑草取りより、収穫の方が楽しいですよね。収穫量もグンと増える時期だけに楽しみも多いです。今年は昨年の好結果に味をしめて、かぼちゃの栽培量を増やしました。デキはと言うと今のところ、昨年ほどの数には(まだ?)届いていませんが、果実の大きさは既に昨年を上回る勢いを感じます。とにかくデカイ!。今年のかぼちゃの人口受粉は花が3つほどで、その後サボってしまっているので数はどうでしょうか。虫が受粉してくれたもののあるでしょうから最終的昨年の20個くらいにまで届いてくれるとうれしいんですが、かぼちゃのつるの繁り方がハンパではないので結実状況の確認に足を踏み入れることができなくて確認ができません。そろっと足を踏み入れてもつるを踏んづずに済みそうな手前のところだけを撮影してきました。大きさのわかりにくい画像ですが、このかぼちゃは直径20cmは余裕であるジャンボサイズです。形も整ってるし満足できるデキです。これがまず1個目のかぼちゃです。

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2個目のかぼちゃです。こちらのかぼちゃは1個目よりさらにデカイ!。いったい今年のかぼちゃはどうなっとるんや!全部デカイぞ。なぜか、果実がひっくり返ってしまってます。いまさら元に戻すのもどうか?と思いましてそのままにしておくことにしました。こっちも形がきれいで整ってます。慌てて最初に咲いた雌花には受粉を控えたのが良かったのか、形もきれいだし、大きさもデカイです。つるが十分に育ってからつるの節目で言うと20節以上先についた雌花に最初の受粉をさせました。慌てないでじっくりと受粉させるのが良かったのかもしれません。

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3個目はちょっとピンボケかつ暗がりの中に結果しました。実はこれ人口受粉ではなく、虫が受粉してくれたものです。つるが予想もしない方向に延びて柿の木の根元に絡みつきました。つると葉の影になったところに結実したので日当たりが最悪状態ですが、果実のデキ具合には悪い影響はないみたいです。撮影した後にざぶとんを敷いてあげました。ざぶとを敷いておくと、果実のおしりが汚くならずに見た目のうつくしい果実に仕上がります。大きさはこれもデカくて3個とも直径20cmを超える大玉の収穫となりそうです。ヘタのつるの色を見る限りでは受粉後30日も経っていないと判断できそうです。大きさは満足してるので後は果実の個数がどこまで伸びるかが気になるところです。昨年の20個が目標ですが、人口受粉ができてないので自信がありません。かぼちゃだけではなく、他の作物も含めて6月中旬以降は、放置状態なので何個、受粉できてるかな?と言う状況です。

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 つるを踏みつけるリスクのない場所だけを慎重に歩き回って確認した範囲では、あと3個の雌花を確認できました。どれも虫が受粉してくれた?と期待したいところですが見た目だけでは受粉しているかは判りません。さといもの畝にまでつるを延ばしたところに1個みつけました。マルチの水溜りにちょうど雌花がついていたので、水没して腐ってしまわないように、これも撮影した後にざぶとんを敷いてあげました。

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今年のかぼちゃは例年以上につるの繁りが広範囲です。3個目の柿の木の根元の場所は画像の左奥になります。かぼちゃは梅雨に入って湿気が多くなってくると、うどんこ病にかかって葉が真っ白になるのですが、今年はまったくない訳ではありませんが例年より軽度のようです。梅雨で水枯れの心配こそありませんが、かぼちゃはどちらかと言うと乾燥して気温が上昇した方が栽培には都合が良い印象を持っています。なすびなどは梅雨の間の方が元気が良いですね。なすは、雨が多くて気温も高い時期が長くつづくと豊作になるように思います。手前に延びているつるですが5mの畝1本何も栽培していない上をすべて這っています。ぜいたくな場所の使い方です。

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つるはあらゆる方向に延びて行きます。時には空中も這い上がって行きます。こちらはいちご畝の雨よけの支柱に絡みついた勢いのまま空中に向かっています。ここにも雌花がついて空中で受粉が完了したらしい果実を見つけました。かぼちゃの空中栽培は家庭菜園の雑誌の特集などで良く紹介されていますが、意図した通りにはなかなかつるを絡ませてはいくれない印象があります。これはたまたま意図せずに偶然つるを空中に這わせてくれたようで今後どうなって行くのか興味が湧きます。地面に果実が密着しないのでより果実がきれいに仕上がるのではと思われます。

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これが空中に結果したかぼちゃですがヘタの部分のつる色が黒く変色しています。何か怪しい。ダメかもしれません。しばらく様子を見ることにします。人口受粉した記憶がないので虫の仕事だとは思います。

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6個目の果実はトマトの畝に進出したつるに付いていました。こちらは色もあざやかで健康そうです。たぶん大丈夫だと思います。受粉後に問題なく育つかどうかは果実の表面の色と模様を見るとだいたい判断ができます。縞々模様が浮かび上がってきていると大丈夫なように思います。受粉に失敗したか、受粉していてもその後育つことができないダメな果実はゴルフボールより少し小さいサイズの状態で、縞々模様もなく、無地のままなことが多いように思います。やがて色が茶色に変色して腐ってしまいます。

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5/30 かぼちゃのトンネル除去 [かぼちゃ]

かぼちゃ畝のトンネルを除去しました。ウリハ虫からの虫害を防除する目的でかぼちゃ苗を畝に定植した際、寒冷紗でトンネルをしました。きゅうりは特にウリハ虫の虫害が酷いので寒冷紗で覆う栽培でないと栽培自体が成立しません。かぼちゃにもきゅうりほどではありませんが、ウリハ虫がやってきます。(憎っくきヤツです)。ある程度、苗が育って株が大きく育つと虫害にも抵抗力が出てくるのでトンネルを取り外して今度は強い光を存分に浴びさせる方向に栽培方針を転換させます。株も大きくなってくると、トンネルの天井につるや葉がぶつかってしまい、窮屈そうに見えます。そろそろトンネルを除去するタイミングです。

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雄花はそろそろ開花し始めていますので、これから夏至を越えて日が短くなってくると雌花の開花時期となります。つるも5m、10mとどんどん延びて行きます。かぼちゃの場合、特に西洋かぼちゃの場合は摘心はしなくて良いと言われます。私も一切、摘心はしません。しなくても、昨年は1株から7個、8個と収穫ができました。子づるや孫づるがたくさん出てくると言うことです。受粉もほぼ虫にお任せですが、栽培初期は人口受粉をしています。また、10節以内に咲いた雌花には受粉しないようにしています。11節以降に実らせた方が形が良いものができます。形はどうでも良いから、とにかく個数をたくさんと言う場合は、実らせても問題ありません。どうせ作るなら良い形をと私は思うので10節以内の雌花は実らせないと言う方針です。まだ小さな株にも果実は実らせない方が負担が少なくて後々の生育が良いうようにも感じます。

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5/2 かぼちゃ定植 [かぼちゃ]

昨年、豊作だったかぼちゃを今年も栽培します。かぼちゃは、毎年栽培していますが、デキは年によりさまざま。良い年もありますが、勝因がイマイチ把握できていないので、連続してデキが良いと言う経験をしたことがありません。昨年などは、たった2株で20個近い収穫がありました。1株あたり10個は実った計算です。すごい経験でした。苗のデキが良かったのか、気温が適温だったのか、日照の具合が良かったのか、畝の土や肥料が良かったのか?いやあ、わかりません。今年はどうかと問われても、わかりませんし、とにかく苗を植えないことには良くも悪くも結果が出ないので植えるだけです。毎年、気にしているのは植える場所です。かぼちゃはつるが非常に長く延びるので場所をとります。他の作物の畝の栽培の妨げになったり、つるが敷地をはみ出してしまったりすると困るので、おおよそ同じような場所に植えるのですが、何度、植えてもデキが悪い場所もあります。かれこれ3年から4年辛抱強く植え続けていますが、今のところ一度も実らない、いや、苗が育たないという場所があります。不思議なものです。

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何故、その場所に植えると結果がでないのか思い当たる原因がありません。強いてあげれば日当たりでしょうか。その場所は、柿の木の枝の下辺りの場所なので、かぼちゃの定植時期が、ちょうど柿の葉が茂りだす頃と重なります。苗が成長する初期に日当たりが悪いと言うのが失敗の原因かもしれません。今年の定植場所はその場所から2mほど北にずれた場所ですが、思い切って定植場所に近い柿の枝を剪定しました。日当たりはグンと良くなりました。これでダメなら原因は日当たりではないと言うことになります。私のかぼちゃ栽培は、育苗時期は寒冷紗でトンネルをします。これは、ウリ葉ムシに葉をすべて喰われて全滅した苦い経験から得た教訓です。寒冷紗トンネルをすると日照は少しですが弱まってしまいます。これはあまり良くありません。かぼちゃは高い気温と日照が大好きで、これが足りないと実りが悪くなるように感じます。ですが、ムシに喰われたら元も子もないのでこれだけは仕方ないとあきらめています。土の量もたっぷり必要です。畝は幅1mくらいはあった方が良いでし、高畝にした方が良い結果が得られるようにも感じます。土が乾燥気味の方が良いのはじゃがいもと似ています。マルチもした方が良いようです。

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肥料ですが、これは実肥えと言うことでリン酸系を重点的にたっぷりと元肥えに入れてます。マルチ栽培なので基本的に追肥はなしですから、最初にドカンと多すぎるかなと思うくらい投入して栽培終了まで元肥えだけにしています。苗がトンネルの中で成長してトンネル内に収まりきれなくなる頃にトンネルを撤去します。時期は毎年、夏至の頃です。夏至以降は日照時間が短くなって行くので、かぼちゃは花を咲かせ始めます。経験では雄花は日照時間が短くなりはじめる前から開花しますが、雌花は日照時間が短くなり始めないと咲かないようです。朝早く起きて菜園に行かないと熱くてたまらないような時期(梅雨明けの頃)には早朝のうちに受粉をしますが、虫がたくさん飛び交う場所なら人口受粉の必要はありません。気がついたら受粉するようにしていますが、人口受粉をしているのは毎年、一番花から4個、5個くらいです。それ以降は虫にお任せ!と言う感じです。

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苗は5株でマルチなし畝に1株定植しました。マルチなしになったのは意識した訳ではなくたまたまです。マルチした畝に5株とも定植するつもりだったのですが、畝が狭くて植え付けができませんでした。1株アブラムシにやられかけてる苗があったので、定植しようか止めようかと迷いましたがもったいないので植えるだけ植えようと最後に決断したことも影響したかもです。かぼちゃの苗も自宅の2階の自分の部屋で育苗した後の定植ですが、どうも苗の茎が太くならずひ弱な苗の印象が気に入りません。絶対的に温度不足、日照不足を感じます。かぼちゃの栽培には苗の時期でさえ、温度が必要です。温度不足、日照不足下で育てた苗は生涯に渡りその影響を受けるように思います。かぼちゃだけは室内育苗は避けた方が良いのかもしれません。これは来年に残された課題です。今年、実りが悪かったら来年からは室内育苗は取りやめることになりそうです。

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元肥の肥料は溝施肥で畝の中央のみに溝を掘り、熔リンと種かす、過燐酸石灰のミックスにしました。かなりの量を入れました。さつまいもやかぼちゃなどは本来、肥料は入れない方が元気に育つように思います。ちょっと失敗したかなと後悔してます。特に、栽培前半には肥料過多は良くないのですが、マルチ栽培だと途中で追肥がしずらいし、仕方ありません。土の量をたっぷりと確保しているので多少の肥料過多は緩和されると都合良く解釈しています。

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熔リンは非常に良く使う肥料でいつも近所の農協で大袋で購入しています。毎年、20kgの袋を1袋は購入しているのでかなりの消費量だと思います。これまで非常に良い結果が出ているので手放せない肥料となっています。原材料は鉱物なので無機だし、腐る、虫が湧くと言う心配がありません。過燐酸石灰のように水溶性でもないので、雨水で流れて失われる心配もありません。半年くらいなら、しっかりと栽培完了時期まで土の中に残ってくれます。もちろん、実肥えとして入れているので、リン酸分の肥効を狙っていますがこと、できた作物の品質となると熔リンよりも効き目に感動してしまう肥料もあります。それは骨粉です。狂牛病の騒動で一時期、市場からまったく姿を消してしまった骨粉ですが、骨粉で作った作物の味は良いように思います。その分なのかどうかはわかりませんが、値段も熔リンよりはお高い印象です。花を栽培しても骨粉はもっとも優れた肥料だと思います。ここ一番と言う時には骨粉の出番かもしれません。私は醗酵済みの種かすと混合肥料の固形肥料をいつも使っていますが、固形だとピンポイントに肥料の効き目を限定できるので非常に効率が良いように思います。肥料は顆粒状より固形が良いのではと最近思うようになりました。

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定植畝には菜園の隅に堆肥と土を混ぜて積んであったものを運び込みボリュームアップしました。かぼちゃの栽培には何よりも土の量です。私の菜園では土の量が少ないので貴重な土なのですが、かぼちゃやさつまいもの栽培では土を大量に必要とするので少しは無理をしてでも土の分量を確保するようにしています。来年以降も堆肥を導入しなくてはいけないのですが、一番頼りにしていた供給元が提供を停止してので本当にどうしたら良いのか途方に暮れています。格安な袋堆肥を大量に購入してしまおうかと力任せの案も検討していますが、経済的ではないので、これもどうだかなあと悩んでます。

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4/5 かぼちゃ苗購入 [かぼちゃ]

昨シーズンは過去最高の収穫を実現した『かぼっちゃ』ですが、勝因が良く判っていないので、今年はどうなるやらまったく予測がつきません。とにかく気分だけは良いので2匹目のどじょうを狙って苗の購入株数を増やしました。かぼちゃ栽培は栽培スペースが他の野菜に較べたくさん必要なので安易に栽培株数を増やすと後で困った状況に陥いるか、収穫量が激減する憂き目に逢うことになります。今年は過去の栽培実績の良い場所を選んで、あまり冒険はせずに安全策に勤めようかと思います。実績のある定植場所がなぜ、良い結果が出るのかその原因が未だに判明していません。日当たりが良いのはどうやら必須のようだとは判りましたが、その他の理由がわかりません。土は乾いていた方が良いような印象。畝は高めにして水はけは良くした方が良い感じもします。土は毎年、過去に野菜の栽培のない新しい土を用意して、肥料もリン酸肥料をたっぷりと。栽培後半には、菜園の敷地をはみ出して歩道までつるが延びてくるとさらに果実を実らせてくれます。いっそ、歩道の手前の敷地の法面から東向きに傾斜させての栽培が成功要因かもです。

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傾斜地が良いのか、アスファルトの上が良いのか?つるを伸ばした下側が土だと不都合があるのか?傾斜地に竹で組んだ棚で地面から数10cm上につるを這わせる栽培方法もあるみたいです。私の菜園では宅地の法面と歩道が1.5mくらい高低差があり、石垣のようになっています。棚はなくても毎年、法面から1.5m下の歩道につるを延ばし元気に果実を実らせます。アスファルトの照り返しによる温度上昇が良いのでしょうか。湿気を嫌うのでアスファルトの上は栽培に適しているのかもしれません。今年は2株ほど法面下の歩道との間に暗渠があり、暗渠の上蓋がコンクリートなのでその上に土を盛って実験栽培してみようかと考えてます。

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7/19 かぼちゃ収穫 [かぼちゃ]

スイカに続きこちらはかぼちゃの収穫。まずは最初に受粉した4個のえびすかぼちゃを収穫です。今年は育ちが良く1個平均2kgの大玉。植えつけた株数も2株ですが、まだまだ、収穫待ちの果実もあり今後が楽しみな状況です。かぼちゃは他の野菜とは異なり、収穫後も長期間保管することができます。品質も落ちません。栽培、収穫して喜ばれる部類の野菜です。さらに、今年はデキも良く大玉ばかりの収穫となるとより我が家では歓迎ムードです。作っている側も歓迎されると悪い気はしませんので、平和です。ピース!ピース!。

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かぼちゃもスイカ程ではないものの、収穫適期があります。見るべきところはスイカとほぼ同じです。こちらも受粉時期は虫まかせのため不明。つるの部分が緑色からしろっぱい色に変色して、コルク状になってきたら収穫のサイン。スイカのようにタインミングを逃しても割れたりはしません。ちょと気がラクです。つるが太いので切り落とすのが大変そうに思いますが、鎌で切断すると非常に柔らくて刃が入ると同時にサックリと切れます。果実が大きいとつるも太いです。2kgクラスのかぼちゃを栽培したのは今年が始めてなので、例年よりも太くて長いつる、大きな葉、花までデカイ。雄花も雌花もデカイです。加えて、今年は敷き藁もせず、人工的な敷物もしていません。よって各節から根が出てきて土に根を下ろします。これを防ぐべき?なのか、根を張らせるべきか?皆さんどーしてます?今のところ、手間もかかるし根を下ろしているようです。サツマイモなども良く似た事が起きますが、サツマイモはつる返しと言う言葉がる程、根は下ろさせない事が常識です。根を下ろすとそこに小さなイモができて栄養が分散するので根を張らせないようにつるをひっくり返して防ぎます。これが結構、めんどうな作業なので、私は大きめのマルチ栽培です。さすがにマルチの上から突き破って根を下ろすパワーまではないようです。ラクチン栽培と言うか極限の手抜き。

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いいじゃないですか。この風景。ある日、こんな風景を発見するのですが野菜を栽培していて楽しくなる瞬間です。

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かぼちゃ四兄弟整列です。

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収穫後は自宅の廊下の指定席に収まりました。直射日光が入らない場所で風通しがよく、夏でも比較的涼しい場所です。奥の座敷に仏壇に供えたスイカが見えます。まだ1個しかないので7/19かな?この後、お供えのスイカは2個に増えました。

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うれしい事にまだ受粉直後の雌花もあります。今頃受粉でこれからでも収穫可能なのか?欲深い私ですので期待しちゃいますなあ。

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こんな若いのもいて、元気良く育っております。我がかぼちゃ王国は将来有望です。

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6/29 かぼちゃゴロゴロ [かぼちゃ]

かぼちゃの栽培は楽しいですね。大らかで神経質になる部分が少ない。育つのを見てるのもなんかユーモラスで生命力を感じます。作物の持つ個性と言うのでしょうか、繊細さは少ないので最初は少しグロテスクにも感じたものでした。テキトーに植える。テキトーに育つ。テキトーに収穫して、自宅で保管する。結構、長期間保存が効くのでとっても重宝な野菜。今年は株数が少ないのですが、その割にはたくさん結実してくれてます。ホントありがたいですね。

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品種は『えびす』ですが、いろいろ作った結果、『えびす』に落ち着きました。作り易さもありますが、食べておいしい。コクコクの粉っぽいのが好きなので好みに合っていると言うのが一番かもしれません。現時点で3個結実していますが、まだまだ、つるは延びている最中です。花も咲いているようなのでもう少し結実してくれるとうれしいな!と言うところ。畑の畝間の通路につるを這わせています。かぼちゃ栽培は場所を占有するのでちょっとやっかいではありますが、今年は、サトイモの畝にもつるを這わせています。サトイモにはマルチはしていないので雑草予防に一役買ってくれています。このアイデアはちょっとした発見かもしれません。今年はじゃがいも畝にいんげんを植えたりもしてますし、混植することでスペースが有効に使えますし、マルチしない方が良い?(かどうか試験中)の作物にも雑草予防や、直射日光を遮光する効果が期待できるかもしれません。まあ、いろいろ試してみることです。そんなチャレンジばっかりしてますね。何かを発見するのが楽しいんです。

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 こんな画像を眺めているだけでちょっとだけ幸せになれます。

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