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2/25 じゃがいも植え付け(1畝目) [じゃがいも]

今年のじゃがいも植え付けの第一弾は2/25にすることにしました。例年、3月1日~3月5日あたりに植え付けをしていますが、経験からこの時期が一番無難であるとの結論です。2月の初めに植えつけたことも過去にはありましたが、確かに萌芽する時期は3月18日前後と早くて収穫も6月中にできるのできてありがたいのですが、遅霜に逢うリスクが高いのと、低温のせいか1株か2株は萌芽しない場合がありました。私の住む地域は年によって3月にいわゆる菜種梅雨と言う雨が良く降ることがあります。植え付け直後にこの菜種梅雨に遭遇すると種いもが畝の中で湿って腐りやすくなります。植え付け方法が溝を掘る方法なので、大雨や長雨が降ると植えつけた溝に沿って雨水がたまりやすく、種いもが水に浸かっているのではないかと疑っています。特に私の植え付け方は、牛ふんと肥料を種いもの間に置いて行く方法なので雨水に浸かると肥料が溶けて種いもに触れてしまうのでかなりリスクが高いと言えます。今年は肥料なしで植えつけるか?とも考えて迷いましたが、肥料なしだと、かなり味が落ちてしまうので判断に迷ってしまいます。

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植え付け方法は溝を掘って、種いもを並べる方法ですがこの溝の掘り方もこれまで随分と悩みました。毎年、悩むのですがすべての問題を解決できる他の方法を思いつかないのでずっと同じ方法でやっています。溝の幅や深さ、溝以外の部分をどの程度耕すのか、耕さないのか?等、結構、奥が深いものです。特に溝の深さはこれまで作業時に画像で記録を残していますが、掘った溝の土を溝の脇に積み上げているので正確な深さが測れていないことに気がつきました。そこで、今年は記録撮影の際、溝から掘り上げた土は除去して撮影することにしました。昨年までは25cmくらいの深さに植えつけているものだと思っていましたが、実は20cm以下であることが判明。実質的には15cmですね。できれば40cmくらいの深さに植えつけてみてどのくらい収穫量が増えるのか試してみたいのですが、我が菜園の畝の土の量では到底そんな深さに植えつけることは不可能です。客土するにしても、あと何十年かかることやら。

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種いもは今年も「ダンシャク」です。私が購入する種苗店では種いもがサイズごとに分けて販売されています。値段は計り売りなので、大きいサイズも小さいサイズも同じ単価です。小さい種いもだったら数が増えるだけです。2種類のサイズの異なる種いもを購入しました。今回、植えつけるのは小さいサイズの種いもです。1個60g~80gくらいのものです。カットせずに丸ごと植えつけます。これまでカットして植えつけたことがないので今年は1畝くらい大きいサイズの種いもを2つにカットして植え付けてみようと計画中です。丸ごと植えつけでも欠株が発生するのですからカットするのは勇気が必要です。失敗して収穫量が激減するのはゴメンですから。

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種いもは経験で1畝13個と決めています。5m畝です。種いもの間隔は30cm、長靴で間隔を測ると簡単に作業ができます。溝の中を歩きながら種いもを置いて行くとラクに作業ができますが、細い溝の中を歩くのは結構、バランスを取るのが大変でもあります。30cmの間隔があれば、イモが実って土中で成長しても隣の株のイモと接触することはないようです。スペースを有効に活用する意味からもできるだけ効率的に植え付けをしたいのですが、そこだけにこだわると畝に溝を2本掘ろうか?とか余計なアイデアを考えてしまうので自分でブレーキをかけながらやっています。2条植えすると成長してからの土寄せ作業がややこしくなりそうですし。

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迷った挙句に肥料も牛ふんも使うことにしました。肥料は毎年使っている実績のある信頼できる物以外は使いません。牛ふん堆肥はちょっと古いものなので醗酵が終わってしまっている恐れがあり、微生物にがんばってもらいたいところですが、効果のほどが疑問なのですが、まあ、そこは目をつぶって使うことにしました。肥料の量は少し減らすことにしました。牛ふんも軽く一握り程度にします。これは種いもが腐ってしまうことが怖いからで、今年、試してみることにします。畝自体が過去にじゃがいも栽培を1度もしたことのない場所なので今年はきっと良好な生育が見せてくれるだろうと予想しています。

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種いもを置いたらまず肥料を軽くひと握りパラパラと置いて、その上に牛ふんをひと握り置いて肥料を包む感じでおにぎりの具を肥料にたとえるてを作るイメージで堆肥の中に肥料を閉じ込めます。肥料に働いてもらう時期はじゃがいもが萌芽してしばらくは種いもの養分で育つので出番がありません。出番は根を広げてから後の時期となるので萌芽後1ヶ月くらい後だろうと想定しています。5月くらいかな?それまでは、いたずらに溶解、流出して種いも触れることがないようにしたい訳です。

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無事13個の種いもを並べて、肥料と堆肥を置き終えました。萌芽するまでだいたい40日くらいでしょうか。2月末の植え付けだと、3月の下旬か4月の第一週に萌芽と見ています。ソメイヨシノが開花する頃に萌芽するのがベストだと言われています。私の住む地域ではソメイヨシノの開花は例年、平均して4/9か4/10です。逆算すると3月1日あたりが植え付けの時期となります。次の植え付け時期を何時にしようか悩んでいます。仕事の休みの日どりとも関係するのですが遅くても3/5をメドにしたいと考えています。今年は畝を3つ。合計30kgの収穫を目標にしています。1畝10kgの計算です。

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溝の中に掘り上げた土をそっと戻して表面をレーキで均して作業は終了です。溝の上には目印としてロープを残しておきます。萌芽を確認する際の目印です。昨年までは地温を上げるために透明マルチを掛けていましたが、今年がやめる事にしました。欠株が発生する原因として透明マルチの表面がデコボコして雨水がへこんだ部分に溜まってしまうことがあり、それも萌芽に悪影響を及ぼしている疑いがあると考えました。溝は畝の中央に切っているので、雨水が溝に集中して流れ込まないように、畝の真ん中を高くしてみました。ここが、逆にV字型になると雨水が溝に集中してしまうように思います。この考え方が正しいかどうかは判りません。

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山型に整形したつもりですが、溝を掘った部分は土が柔らかいので時間の経過とともに低く沈み込む恐れもあります。時々チェックしてへこんできたら即、土を山形に寄せておくよう気をつけたいと思います。じゃがいも栽培もまだまだ、試行錯誤の部分があり、これで良し!と言う栽培ノウハウが確立されていません。昨年まではフラット畝でした。これは、萌芽後に地上部が成長した際、土寄せしやすいようにと言う理由でした。フラット畝だと確かに土寄せはバツグンにやりやすかった印象があります。しかし、フラット畝は萌芽までの1ヶ月にリスクが高いと言えます。もし、山形畝が萌芽までのリスク低減に効果があることに確信が持てたら、萌芽後に一旦フラット畝にするのもアリかな?いやいや、いじり廻すのはやめよう。

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1畝目の植え付けが終わりましたが、残りの2畝目、3畝目の植え付けを同じやり方にするかどうかの思案が始まります。なかなか決めきれない部分も多いのですが、やはり試行錯誤の連続が続きそうです。これまでの経験から判断するに、あまり、奇抜なアイデアは効果がありませんでした。いろいろ試した挙句に結局は一番オーソドックスなやり方が一番良い結果を生むと言う結論に至りそうな予感もしますは、それでは面白味に欠けてしまいます。まずは本日、植え付けした畝で、欠株ゼロを夢見ています。

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