SSブログ

12/31 雑煮用だいこん [だいこん]

正月の雑煮用だいこんは丸にしようか長いのにしようかと家族で議論になりました。煮て食べるだいこんは我が家では、普段は丸だいこん(聖護院だいこん)。長いだいこんは、おろして食べるだけなので煮るとどんな味になるかは未知の領域。特に、雑煮用のだいこんは普段の油揚げと一緒に煮るのとは味付けが少し違っているので、余計に判らない。聖護院だいこんにしても事情は同じ。結論が出ないまま、両方収穫してからか決めることになりました。まずは、長いだいこんの収穫から。種まき時期が丸だいこんより2週間ほど遅かった分、育ちも遅め。サイズも小さめだったことで、雑煮用だいこんぽい大きさの育ち具合になりました。意図した訳ではなくて偶然です。それでも、雑煮用だいこんとするにはちょっと育ち過ぎでした。そのため、畝の中から小さめのものを選んで収穫。

HI3B2441.JPG

今度は丸だいこん(聖護院だいこん)の収穫。こちらはBIGなサイズに育っています。おそらく、これまで栽培した過去の大きさの記録更新だと思います。例年になく暖かい冬の気温が原因なのでしょう。長いだいこんよりは味の点では少し、苦味が目立つように感じますが、これが好みの分かれ目。この苦味が昭和な感じがします。だいこんに限らず、どの野菜も昔は今ほど甘みが豊かではなかったように思います。確かに、甘みの強い野菜はわかりやすく『旨い』と言う言葉で表現することができるのですが、さらに突っ込んで食べ続けると何と言うか食べた後に印象が残らない味なんです。野菜の味なんて食べる時にだけのお話と言えばそれまでですが、後を引くのも味わいと言えないものでしょうか。この苦味と言うのが、妙に気になるんです。

HI3B2438.JPG

栽培の結果だけから言うと、長いだいこんは今まで私の菜園運営にとって鬼門と言うべきか、満足に育った試しがありません。たまたまかもしれませんが、今回は初めて少しまともに育ちました。長いだいこんは毎年、栽培していませんでしたがこれからは、毎年チャレンジする気持ちになっています。今回のちょっとの成功から得た教訓はやはり、種まき時期。そうは言っても、単に種まき時期だけを早めたら良い訳ではなく、早めた分、害虫対策や、台風の影響を如何にして受けないようにするかと言う課題をクリアすることが必要です。早すぎるとまた別の問題が立ちはだかります。近所の畑では立派なだいこんが毎年、収穫されています。近所とは言っても、高低差もかなりあるので、気温の山谷は違います。畑の土や養分も違うでしょう。日当たりや、害虫の居付き具合も違います。野菜の栽培とは本当に奥深いと思います。

HI3B2456.JPG


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

12/15 たまねぎ冬越し中1/3 謹賀新年 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。