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12/15 たまねぎ冬越し中 [たまねぎ]

ようやく、遅い冬の寒さが例年並みに近づいてきました。早朝には霜が降りた風景をみるようになりました。それでも、昼間はかなり気温上昇があり、暖かい冬でもあります。たまねぎは、冬を越して、冬越し中に根を張り、地上部はそれほど成長はしません。今年は暖かい冬のせいで、地上部もそこそこ成育しているようです。今年は、早生の『ソニック』と晩生の『ネオアース』を隣合せの畝で栽培しているので、見た目だけで簡単に比較可能です。暖かい冬で、成育が旺盛なのは、たまねぎだけでがありません。雑草も元気一杯で穴あきマルチの穴から雑草が伸びています。かつては、丁寧に雑草を抜いていたのですが、近頃はほとんど放置状態。雑草と野菜の関係については、今までかなり疑問を持っていました。雑草は野菜の栽培にマイナスと言い切って良いのかどうかです。雑草が野菜の根元に生えていると、土が耕されるし、雑草の根に微生物が繁殖して野菜の根にも土にも良い影響がありそうな気もします。もちろん、野菜に届くはずの栄養が雑草に吸い取られてしまわないか?とも感じます。

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もうひとつの疑問は、雑草を引き抜く時期です。ある程度、雑草が成長した後に引き抜くのが良いのか?と言う疑問です。過去の経験では、マルチ穴をたまねぎの鱗茎が太り出してスキマが小さくなりだした頃に雑草を引き抜くのが良いように感じます。雑草もある程度育った後の方が引き抜きやすいと言う面もあります。画像は早生の『ソニック』畝ですが、たまねぎがしっかりと根を張った後でないと、雑草を引き抜く際にたまねぎの根も一緒に動いてしまう恐れもあります。そもそも、私の栽培法だと、肥料は畝の底に埋めてあり、雑草が畝の深い場所の肥料分を吸い上げるのは難しいのではないかと思います。ただ、今年はマルチ穴に固形の粒状肥料を置肥したので、雑草もその恩恵?に預かっているフシがあります。もちろん、たまねぎの育ちもそのせいか例年よりも良いようです。苗を定植した直後の肥料分の大切さを今年は感じました。来年以降も、定植後の速攻で肥料を効かせることは忘れずに実施しようと思います。

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晩生の苗の育ちはこの時期としては、こんなもので心配はしていません。晩生はスロースタートなのです。晩生のたまねぎは収穫が遅い分、春野菜の植え付け時期でもまだ畝に残っていてスペースを塞ぐのであまり、うれしくはない印象しかありませんが、消費する立場から見ると早生に較べて遅くまで腐らず、芽も出ずに長期の保存が効くのでありがたい存在です。保存は、早生も晩生も吊るして風通しの良い場所に行いますが、たとえば、冷蔵設備があれな吊るすよりはもっと長期に良い状態で保管が可能と思います。米を保存する冷蔵庫がありますが、たまねぎ保存もできるのではないかと思います。家庭用の冷蔵庫でも長期保存は可能なように思います。家に余っている冷蔵庫があるので試してみるのも良いかなと思いますが、電気代がちょっとかかりそうなのが気になりますが。

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こちらは、種から育てた苗床の早生の『ソニック』。雑草に埋もれて判りにくいですが、かなり良く育っています。定植時期までに十分成育しなかったのと、数が足りなかったために苗床にそのままになっています。ちょっともったいないし、今年の暖かい冬なで、結果論ですが、定植時期が遅れても十分、栽培が可能だったかもしれません。もう、これは記録画像と言う意味しかないのですが、程度に間引きをすれば、このまま苗床でも収穫できるかもしれません。本当にもったいない感じがします。

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