SSブログ

12/7 えんどう種まき(種まき編) [えんどう]

昨日の作業で畝ができあがったので今日は種まきです。昨日の夕方、ニュース番組でだいこんを廃棄してる農家の話題を取り上げていました。11月が暖冬で冬野菜相場が暴落しているそうで、採算が合わないとか。それくらい、今年の11月、いや、12月も今のところはすごく暖かいですね。例年なら11月の20日を過ぎる頃から初霜が降りて農作物には要注意ですと言う天気予報の言葉が聞かれるところですが、今年は聞きませんものね。たまたま、うっかりして種まきを忘れただけで、暖冬を見越して時期をずらした訳ではありません。この偶然がどんな結末となるのか興味深いところです。12月になってからえんどうの種まきをしたことをこれまで一度もありません。

HI3B2379.JPG

種は昨日、夕方から出掛けてホームセンターで購入。マルチも同時購入しました。100m巻を購入すれば割安なのでしょうが、100m巻のマルチは重いので取り回し作業が大変。50mで早めに使い切ってしまう方がラクです。種に関しては昨年の余り種がたくさんあったので、昨夜から水に漬けて吸水させておきました。新しい種は吸水させずにそのまま種まきすることにしました。余り種と新しい種は混ぜて使うことにしました。吸水させると種の大きさが結構な大きさに膨らみます。

HI3B2372.JPG

吸水済み種と未吸水種の差はこんなにあります。正直、畝に種まきして水をやっても一晩でここまで大きくはならないように思いますが、本来はこのくらいした方が発芽までの時間も短時間で済むのかもしれませんね。

HI3B2376.JPG

マルチを掛けたあとに種まき穴を空けるのですが、最初の計画では30cm間隔の千鳥に穴あけすることにしました。1つの種まき穴に3粒か4粒くらいの種まきを考えいました。これまでポリポットに種まきして苗を作っていた時は、3粒播きでした。今回はちょっと種の数も多いので多めにしようか?くらいの感覚だったのですが、いざ、種まきしてみると種の数がやたら多くて余ってしまうので、種まき穴1つあたり、4粒~5粒に変更して、種まき穴も倍に増やすことにしました。今年は株数が多くなって、株間も狭くなりそうですが、収量は増えそうです。収穫時は忙しくなりそうです。

HI3B2377.JPG

千鳥の種まき穴を止めました。巣播きと言って、えんどうなどの豆類は種をたくさん同じ場所に播いて苗を作って、苗の仲間を増やしてあげた方が良いらしいのですが、なぜ、良いのかの根拠は判りません。ただ、自然の摂理と言って良いのか、自然の状態だとさや1つに5粒くらいの種ができて、やがて地面に落ちて、さやが腐蝕して朽ちて行く時間が半年くらいあって、同じ場所に落ちた種が5粒くらいでその単位がベストだから今そうなっているのだと考えると、5粒くらいで播くのが自然なのかもしれません。ただ、実るさやの数は膨大なので、それと同じだけの種を播くことは無理ですけど。

HI3B2378.JPG

えんどうの品種は『うすい』ですが、えんどうの種まきは、毎年、絹さやの種まきと同時セットです。赤花タイプと決めていて、品種のブレもありません。結構、豊産な作物なのですが、収穫期間が意外に短く、あっと間に収穫が始まり、終わってしまいます。あまり大きくなるまでは育てず、柔らかいところを食べるのが私流。大きくなってスジばってしまうのはいただけません。春先の野菜としては、意外にも端境期で夏野菜はまだと言う時期。重宝します。

HI3B2375.JPG

絹さやも同じスタイルで4粒まきにして種まきしました。こちらは種がコーティング加工されています。発芽率は『うすいえんどう』よりも遥かに良いことは何年も経験して判っています。苗も丈夫で『うすいえんどう』よりも短期間に育つスピードが速いのです。同じ豆類で違いも少ないのに、個性があると言うのも興味深いですね。未熟なさやを食べる野菜と、片や、未熟とは言え豆を食べる作物。完成度の高い野菜の方が品種改良などが進んで、野菜のままのたくましさを失ってしまっていると言うことなのでしょう。果実などの実る野菜の場合は特にこの傾向が高いように思います。あまりに大きな果実だったり、あまりに豊産な品種はやはり無理があって、生命の自然バランスからは離れてゆかざるを得ないという運命にあるのでしょうか。

HI3B2383.JPG

『うすいえんどう』と同様、鳥さんの大好物である豆は発芽するまでは鳥よけが必須です。絹さやの畝はゆず苗を植えた苗木の間のスペースに種まきしました。ゆずの苗木が大きく育つまでの間はこのスペースは有効活用ができそうです。日当たりはさらに良く、ほぼ1日中、日陰になることがない場所です。北側に傾斜した住宅地の中にある菜園なので、隣家が南側にあると日陰になります。南側が高く、北側が低い傾斜です。南側の隣家に近い場所は午後、日陰になりやすく、敷地の北側なら1日中日が当たると言う訳です。北側の隅に植えている『八朔』などは日当たりが最高に良い場所といえます。

HI3B2386.JPG


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。