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5/11 そらまめ収穫 [そらまめ]

5月に台風が日本列島に接近するらしい。何てことだ!約半世紀この国で生きてきたがそんな経験は初めてだ。菜園の野菜に影響があるかもしれないが、9月だと菜園にある野菜の種類が今とは違う。もし、強風が吹いたら?晩生のたまねぎはまだ畝にあるし、いちごも、そらめめも9月だとない野菜がある。どうなるんだ?経験がないからわからん!。とにかく、収穫できるものは今のうちに収穫してしまえ!と言うことでちょっと早いんだけれども、そらまめの収穫をすることに。既に収穫を終えて自宅の庭に玉がけ保存してる早生のたまねぎも一旦、非難しなくては。今年のそらまめは豊作のようです。近所の直売所でも例年より値段が安く販売されていました。デキが良いようです。不思議なもので、野菜の作不作は同一地域ならほぼ同じです。でも2年つづいて豊作と言うことがほとんどないのが不思議なものです。自分の菜園のデキは良いけど、近所では不作と言うなにやら、怪しくうれしい、プライドをくすぐられるデキ事もなくもないのですが、まあ、めったにそんなことはありません。

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菜園のそらまめは毎年、樹が小さくて不満です。近所の畑のそらまめは樹が大きい。だから、大きいそらまめの莢をたくさん養うことができます。でも、どうしたら樹を大きくできるのか?種まく時期を早くするのか?土の栄養が足りないのか?水が不足しているのか?直播せずに苗を定植してるから?だれか教えて!少しづつ樹も大きくはなってきているのですが、まだまだです。案外、(積算)温度不足と言うのがオチだったりして。

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樹が大きい、小さいってどのくらいを言ってるのかと言うと、まあ120cmくらいで高いと言ってます。私の菜園の場合、現時点で1mもありません。80cmくらいでしょうか。80cmと言うと判りやすく言うと事務机の高さよりちょっとだけ高い程度です。足りないのは30cmか40cmですが、この差は大きい。標高600mほどの高台の住宅地にある菜園では春の気温の上昇は望めません。原因が気温だとすると絶望的です。豆類は樹をあまり大きくせず、栄養成長を抑えて、生殖成長を促すのが栽培の原則だと思いますが、そらまめはちょっと例外のように思います。チッソ不足かもしれません。来年は直播きして、チッソを効かせてみようか。いろいろ考え込んでしまいます。

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樹は小さくても豊作なら良いのです。でもあまりに樹が小さいと限界を感じます。この画像を見るとそれも判ってもらえると思います。さやは確かに数多くついているのですが、樹がもっと大きければ余裕でもっと莢をつけることも可能なはずです。欲ボケな思いかもしれませんが、ちょっともったいない感じがするのです。同じマメ科野菜で参考になる、えんどう栽培の経験だと遅く種まきした方が栽培前半は株が小さいのですが、春になってきてから急激に大きくなり、最終的には早く植えた苗より大きく育ちます。野菜には『適地適作』と言う言葉があるように、そらまめにも向いた栽培地があるのかもしれません。しかし、今の栽培タイミングがベストかどうかは証明できていません。今年のそらまめはかなり早めの種まきでした。9/24種まき、10/4発芽。畝に直播だと定植不要なので苗の育ちは早いことでしょう。そらまめは分けつして育つので秋のうちに分けつ開始が良いかもしれません。

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まず、迷いばかりのそらまめ栽培ですが、毎年、収穫はできています。継続は力なりのごとく、いろんなやり方で栽培を止めずにTRYすることにします。どんな結果にせよ収穫できるというのはありがたく、うれしいものです。そらまめは定番のアブラムシとの戦いもあります。決してラクに栽培できる野菜ではないと思います。しかも、無農薬、有機栽培なので狭き門から入っている感覚が非常に強い作物です。他の作物にくらべ高い栽培技術を求められます。やりがいもありますが、失敗の憂き目にも逢いやすい手ごわい作物です。挑戦のしがいのある作物なので、十分に理解した上で覚悟を決めて栽培しています。来年はさらなる高みを目指してチャレンジしますが、まずは今年の収穫をすべて終えるまであと2回くらいは収穫できそうです。収穫しても『豆断ち』中の私は食べることはできないのですが。

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sarusan

そら豆の栽培は難しさ有りますね、種まきの時期、肥料の差も。
当方は標高50mで種播きは10月半ばですが、一度9月の中句で播いた時はやはり成長度早く全体も大きな茎に育ちましたね。
当然鞘も大きくですが。
by sarusan (2015-05-13 08:19) 

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