SSブログ

9/21 そらまめ種まき [そらまめ]

今年もそらまめの種まきをしました。例年、11月なのですが今年は早めにしてみました。あまり早く種まきすると苗が大きくなりすぎて2月の厳冬期に葉が凍傷にあったりします。それでも、早く種まきすると早く収穫できるので、どちらを取るか?と言う選択とも言えます。豆類は私の住む地域の場合、豪雪地域でもとびきり寒冷地でもない、いわゆる中間地と呼ばれている場所です。家庭菜園をする方ならおなじみの種袋のウラに日本地図があって3つくらいに色分けされているあの呼び名です。豆の発芽の場合、留意するのは鳥に食べられることくらいなので、トンネルの中に入れてしまうか、寒冷紗を掛けてしまえば良いのでそれほど苦労はしません。秋なので炎天下に晒されて土が乾燥して枯死なんてこともあまりありませんし、割りに気楽にやっても失敗した経験はありません。こと、『そらまめ』に限って言えば種の値段がちょっと他の豆と比較すると高いかな?と言うくらいでしょうか。品種選びもほど毎年、同じ品種(『河内一寸』)で味の大きさもこれに勝る品種は今のところなく、育てやすい面からも、異論のないところではないでしょうか。

HI3B0219.JPG

『そらまめ』はコストパフォーマンスが高い野菜のひとつなので、毎年、欠かさず栽培する野菜でもあります。いっそ、種も自家採種でと思うのですが、なかなかそれほど簡単ではありません。種にする豆は食べた方が良いと思うくらいデキの良いものでなくてはなりません。生産性はそれほど良くもないので、種を採ると食べる量が減ってしまうと言う事実もあります。ならばたくさん栽培すれば良いじゃないかと思うのですが、それほどたくさん栽培しようとするとスペースもたくさん必要となり家庭菜園規模ではなかなか思惑通りには行かないのです。種代だけで、スーパーで購入する数倍の量を消費できるのですから、そらまめ三昧できると言うだけで良しとしなくてはなりません。栽培するだけでも簡単ではありませんし、1株から20鞘も採れる野菜でもありません。そらまめ栽培は、家庭菜園にとっては永遠のテーマなのかもしれません。

HI3B0220.JPG

今年は奮発して2袋の種を購入。合計23粒の種まきを完了しました。23株も苗ができると実際、スペース確保にちょっと大変になりますが、がんばるしかありません。早めに順次、夏野菜の畝を撤収してスペース確保の算段をしなくてはなりません。白菜、じゃがいも、だいこんなど秋冬収穫野菜もあれば、いちご、えんどうのような冬越し野菜もあり、秋冬の菜園は栽培期間の長い野菜が多いのでスペースをいかに効率良く回転させるかで総収量に響いてきます。冬は野菜の数も少なくなるし、安定して長期間、野菜を切らさずに供給すると言う意味合いからも計画性と実行力が問われるのです。もう家庭菜園の経験も6~7年となると1年のうちにすべき各種作業はほぼ頭に入っていて、毎年、どの部分を変えようかと言うところくらいしか頭を使わなくなるという一面もあるのですが、各々の野菜の育て方、。品質の向上などもテーマとなるのでそれなりに考えることは結構あります。ほぼ、自分のスタイルは確立されつつあるのですが、まだ、発展途上の部分も多く、自分の抱く理想にはほど遠いのも事実です。

HI3B0221.JPG

そらまめの種まきはそのビジュアルがユニークです。種のおはぐろを下にして種のアタマをちょっとだけ土の上に出して行います。理由は良くは判りませんが種が腐りやすいので予防のためだと思います。太っとい力強い芽が出てくるので冬の生命感が少ない時期に、励まされる不思議な野菜です。自宅で発芽管理をしても良いのですが、それほど潤沢まスペースもないし、これからの季節は日当たりや気温の面でも菜園の方が環境が良いので菜園で発芽させることにしました。台風の季節ですから来襲時には非難は余儀なくされるでしょうが、寒冷紗トンネルで鳥害予防と水切れ、虫に卵を産みつけられないようにだけには注意が必要です。水やりだけなら、仕事帰りに立ち寄ってでも可能です。過去にも菜園での発芽管理と育苗には実績もあるのでおそらく大丈夫だと考えています。

HI3B0223.JPG


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。