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9/16 晩生たまねぎ種まき [たまねぎ]

今シーズンの晩生たまねぎ品種のセレクトですが、『ネオアース』になりました。もちろん、苗づくりが失敗したら市販の苗で入手可能な品種しか栽培できなくなるのですが、現時点での栽培品種は苗づくりが問題なく可能である前提となります。今日は仕事が休みだったので、午後から行きつけの種苗店に行ったのですが、お目当ての『ネオアース』の種は売り切れでした。正確に言うと、18mlの大袋はあったのですが、6mlの小袋が売り切れていました。3日前には店頭に並んでいたのですが、ちょっと遅かったです。たまたま、お店にタキイの営業担当者と思われる方がいたので、『ネオアース』の代わりの品種を薦められました。馴染みのない品種名でしたので種の購入はあきらめて、近くのホームセンタに立ち寄り、『ネオアース』を2袋購入しました。何も2袋も購入しなくてもと言う思いもありましたが、小袋は3mlしか種が充填されていません。去年までは4mlはあったはずですが、いつの間にか3mlになり、お値段もちょっと上がっていました。2袋購入すると税込み1000円を肥える出費。来年からは品種の再考を迫られそうです。

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ホームセンタから菜園へ直行して、種まき作業を開始しました。9/9に『ソニック』を種まきした苗床の隣にこしらえてあった苗床に種まき用の畑土を通しに掛けて5cmくらいの厚みで客土しました。今日は朝から小雨で畑の土は湿っていましたが泥状にはなっておらず少し、湿った状態で種まきにはちょうど良い感じの状態でした。堆肥と市販の培養土のブレンドで苗床がつくられていますが、何せ完熟度合いが不満で直接ここに種まきしても水分を含むと、堆肥から染み出した成分が浸透圧で種の内部に侵入して発芽に悪影響を与えそうな不安がしてなりません。その点、長年、畑で熟成した土は安心感があります。熟成も十分に進んでいます。市販の堆肥や培養土とは信頼度が違います。

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種の袋を開封したびっくり。中袋がありません。昔はあったのになあ..。コスト削減なのでしょうか。仕方ありません。世の中、どんどん悪しき方向に向かっているようです。種のダメージを防ぐ工夫や努力は天下のタキイをしても、省略せざるを得ない状況なのでしょうか。残念です。確かに中袋まで準備すると相当のコストアップにはなってしまうのでしょう。3mlのたまねぎの種をすべて手のひらに出してみましたが、このくらいの量です。最終的に200本分の苗が育てば良いのですが、2袋で200本分の苗が育つかどうか。種袋には1袋で約350粒と記載がありました。満足が行く苗に育つのが50%と見るか、25%と見るか。経験則では4mlの種1袋で発芽率と成育がベストの状態でぎりぎり200本と言う見当です。3mlの種では1袋ではまず200本の苗は無理と判断しました。来年はもう種は購入しないかもです。苗を購入しても100本500円くらいで200本だと1000円。今年はどんな価格になるかは不明ですが、今年の価格をみて、種から育てても大差ないようならもう種からは栽培しなくなるかもしれません。

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品種を変える手もありです。タキイの高名なF1でなければ種はずいぶん安価になります。作り慣れていない分、苦労するかもしれませんが、ここまで高騰すると方針を再検討せざるを得ません。まあ、趣味だし、素人がやってる栽培なので目くじら立てる必要もないのかもしれませんが、昨今の値上げはちょっと憤懣ものです。文句ばかり言ってもしようがないので、種まき作業は粛々と進めました。作業自体は慣れているので手際良く進みます。板切れで種まき溝を10cm間隔で切って行きます。板切れの厚みは3mmくらいです。溝の深さを均等にするのが意外に大切。深さにばらつきがあると発芽が揃いません。種まきとはまことに繊細な作業で、おおざっぱにやると必ず、何かしらしっぺ返しを食らいます。

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『ソニック』も6ml、『ネオアース』も6mlの種まきになりました。『ネオアース』は種代が約2倍と高価な投資となりました。失敗する訳には行きません。品種は異なるものの、晩生の苗は、昨年は見事に失敗しているだけに緊張感が漂います。天候の良きめぐり合わせを祈るのみです。大雨とか長雨は来ては欲しくありません。穏やかな気温と天候、少しの雨が適度に降ってくれたら。発芽するまでの1週間だけで良いですから。秋の前線は日本列島に居座っています。ここのところの気温は10月自分の低温らしく、9月とは思えないほどです。台風20号が20日頃に近づくようです。直撃はない見込みですが、風と雨の被害はもうやめて欲しいです。ジョロで水を2回撒いて種まき作業は終了です。

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9/16 たまねぎ発芽 [たまねぎ]

9/9種まきのたまねぎ早生種の『ソニック』が発芽しました。発芽まで7日ですから、だいこんに引き続き順調な発芽です。今年の秋まき種は天候に恵まれて順調な滑り出しです。たまねぎは発芽しにくい作物で、種も痛みやすい印象があります。発芽に漕ぎ着けるのが結構大変なのです。これまでは、小手先でこねくり回し過ぎて失敗していたのでしょうか。家庭菜園を始めた頃は知識も少なくて素朴なやり方だけでやっていましたが、何年かするうちに、あれこれ工夫したくなって、チャレンジしすぎで結果がウラ目に出たことが多かったように思います。とは言え、今回は雑草予防のために、畑の土を極力使わず市販用土でやった以外は例年通りです。苗床が南向きに陽が当たりやすい場所なのは良いかもしれません。これまでは種まき後に濡れた新聞紙を敷いたり、たまねぎは嫌光性種子だからと苗床をコンパネで覆ったりもしました。今回は発芽の日数と様子から見て成功要因が少し見えて来たような気がします。

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現時点で思いつく成功要因はまず、水はけの良さです。元々、畑を開いて時、他の場所から出てきた石ころ、礫の処分場所に困ってこの場所に廃棄したことで底石の役目を果たしてくれていることです。もちろん、種まき後にカンカン照りや高温の日がなく、種が痛みにくかったこと。雨が適度に降雨してくれたことが良かったと思います。苗床に被覆していないので発芽直後から陽があたり徒長せずに済むこと。肥料分を入れていないので潅水や雨水で種が痛まないこと。こんなところです。種を購入してから、保管期間なしで種まきしたことで種の痛みも最小限だったことなどが上げられます。ホームセンターなどで売られている種は他の野菜の種と同じスタンドに陳列されていて、戸外や直射日光のあたる場所に平気で置かれていることがありますが、たまねぎ種はこんな状態だと一気に劣化が進みます。小袋に入っているたまねぎの種は、たとえばタキイ製の『ソニック』なら、小袋を開くとアルミ蒸着の顆粒状の薬を入れてあるようなさらに小さい袋に入れられています。こんな手の込んだ封入をしてあるのに、店頭では直射日光直撃みたいな陳列って許せないと思います。最終消費者の一歩手前まで、こんなに留意工夫の努力がされているのに、最終販売業者の知識不足、努力不足でこなん仕打ちを受けて種は痛むってホントお金を出して購入する人に対してどう責任取るんだ!と怒りすら覚えます。

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9/9 ソニック種まき [たまねぎ]

早いものでもう9月。たまねぎの苗づくりを始める時期となりました。たまねぎの種まきは、早生品種は例年、9月10過ぎですが今年は休みの関係で9/9に種まきすることになりました。品種はたまねぎ栽培を始めた頃からずっと『ソニック』で通してます。これホントに変わらずです。育てやすくて安定して収穫できるので家庭菜園には向いた品種だと思います。難点はお値段がちょっと高いことです。たまねぎの苗づくりは失敗することも珍しくはないので、種のお値段はできるだけ安い方が都合が良いのですが、F1品種の種はやはり高い。しかも、私の場合、家庭菜園の割りには早生品種だけで、毎年、200本くらいの栽培なので規模が大きい。失敗すると種代の痛手も大きくなります。ホームセンタでも小袋入りの種だと500円くらいに値上がりしています。値上がりしただけでなく容量が減っている。昔は4mlは入っていたのに、今では3mlです。そこで、私はホームセンタではなく地元の種屋さんで購入。地元の種屋さんだと缶入りの種から取り分けて売ってくれるので割安。しかも5ml入っているので2袋購入する必要なし。お値段は5mlで500円台と格安です。同じ、タキイの『ソニック』の種ですから違いはない訳ですしね。種袋もお店のオリジナルで味わいがあります。

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たまねぎの種はポットではなく畑の片隅に苗床を作ります。今年は昨年とは違う場所に作ることにしました。畑のどこに苗床を作るかは未だに勘所を掴めず苦心しています。種を播く土はやはり雑草の種ができるだけ混じっていない土が理想です。雑草が生えていた場所を耕して土を通して細かくしても種が混じっているとたまねぎの芽と同時に雑草も発芽。昨年は雑草の方がたくましく育ってたまねぎ苗は消滅してしまいました。これまでここまで雑草が生えた経験がなかったので無防備でした。このところ雑草の繁殖度合いは旺盛になっています。畑の土の管理を根本から考え直す必要がありそうです。雑草を刈り取った後は火で焼き尽くす?とかかなり徹底した対策が必要なように思います。土は微生物をできるだけ増やして植物が育ちやすい状態を保っておきたいので微生物を死滅させてしまうようなことはしたくはないのですが仕方ないかもしれません。もっとも、さつまいもの栽培ではつる植えの時に、畑の土の上で枯れた雑草を焼いて灰をつくり、土に漉き込んでミネラル補給をしたこともあります。この時は巨大なさつまいもが収穫できました。土を焼いたことで植物の育ちが悪くなると言うものでもないかもしれません。

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苗床の土は市販の野菜用の培養土と堆肥を混ぜて使用しました。堆肥はどうも完熟度が低くて種まきには適していなかったかもしれません。ちょっといやな予感がします。混和した後で畑の土を通してトッピング!?してごまかし?ました。もちろん、マルチの下で雑草の種がないと思われる場所のものを使いました。トッピングした理由は、種に直接触れる用土さえ種まきに適していれば問題はないと考えましたが、さてどうか?毎年、たまねぎの種まきでは苦労しています。来年からは根本的にやり方を変えようかなとも考えています。畑でなくても良いような気もしてきました。園芸用のプランタでも十分苗はできそうな気がする。晩生の苗づくりはこれからだし、自宅の犬走りでたまねぎ苗づくりしてみるか。

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この苗床の場所は昨年、チューリップの球根を植えた場所でした。苗床づくりのために、掘り起こしていたら大量の球根が出てきました。今の時期に掘り取って良いのかどうかは判りませんがともかく保存することにしました。どこかに植えておきましょう。昨年は花も咲かずに失敗か?と考えていましたが、しっかりと球根を残してくれていました。ちょっとした驚きとうれしさを感じます。鉢植えにしても良いかな?

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5/30 吊り玉作業 [たまねぎ]

5/26に収穫した晩生のたまねぎを4日間自宅玄関に保管。その間、毎日、仕事だからね。作業ができない訳です。我が家の玄関にはその4日間、芳しいたまねぎの香りが立ち込めておりました。5/30はお仕事も休みで吊り玉作業ができることに。お天気も絶好です。毎年、自宅の庭の軒先と古いパーゴラの間のスペースに吊り玉保存しているのですが、強い雨が降ると雨が吹き込んできてたまねぎが湿ってしまうのです。なんとかしないとねぇと思いつつも、策を講じることなく数年が経過。これではイカンと言うことで、今年は吊る高さを変えてみました。うんと屋根に近づけて軒先の雨よけ効果を高めてみることにしました。確かにこうすると雨には濡れにくくはなるのですが、使う時に吊ったたまねぎを降ろすのがちょっとタイヘン。降ろす度に、脚立を準備しなくてはなりません。菜園の中にたまねぎ小屋を作る計画もありますが、なかなか手が回らずで苦戦の連続です。

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上記の画像の数だけ吊り玉したところで、今年の収穫量の確認です。収穫カゴに5杯。サイズも標準的だし、後は味と保存の良し悪しですね。同じ量の早生たまねぎと晩生を合わせて500玉超の栽培でほぼ1年買わずに過ごしています。なので保存の良し悪しは結構重要です。特に晩生品種は貯蔵性が良いものを常時探しているような感じです。肥料も貯蔵性をアップさせるためにできるだけ追肥の時期を遅くしないように心掛けています。寒くなるまでにできるだけ苗を大きく育てて、かつトウ立ちはさせずに肥料を控えて硬く締まった玉にして、かつ、大玉に..なんてムシが良すぎますかね。

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吊り玉作業は1時間くらいで終了。慣れてくると効率が上がります。初年度は苦戦した記憶があります。何事も訓練と慣れです。無事、200個の吊り玉ができました。今年は腐って落ちる数をどこまで少なくできるのか?が勝負です。きっと屋根にこれだけ近づけたら雨に濡れることはかなり少なくなるように思えるのですが、さてどうでしょうか。これから本格的な梅雨のシーズンを迎えますので真価が問われることになります。

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5/26 晩生たまねぎの収穫 [たまねぎ]

晩生のたまねぎを収穫しました。たまねぎは株が倒れてくると収穫のサインなのですが、例年、70%くらいの数が倒れたら収穫しています。今年は茎鱗の太りが悪いのでもう収穫を少し遅らせようかと迷っていました。遅らせるのは別に良いのですが、収穫は天候の良い日が続かないと都合が悪いので、あまりのんびり構えていると梅雨に入ったり、そうでなくても収穫作業が可能な仕事が休みの日が運悪く雨だと作業が順延続きになって思わぬ作業計画が狂ってしまうのです。ここのところ晴れの日が続く天気予報ですので、少々、早めでも今がチャンスと考えました。晩生のたまねぎは吊るして保管し、来年まで保存しながら食べるのできちんと乾燥させておく必要があります。収穫時に雨に逢うと、吊るしても腐敗しやすくなり、保存が効かなくなってしまいます。晴れの日が続くうちに吊るして乾燥させておくことが重要です。

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今年の早生たまねぎの収穫作業は携帯洗濯で撮影ができず、ブログにも画像がありません。せめて晩生の分だけでもとせっせと撮影しました。穴あきマルチで栽培したたまねぎはまず、1つ1つ株を引き抜いてマルチの上に並べて行きます。晴れた日の午前中が良いです。あまり早朝だとマルチも朝露で濡れたり、湿ったりしているので乾いた頃がベスト。15時くらいまで畝に放置しておくと湿気が飛んでゆきます。私はめんどうなので途中でひっくり返したりはしませんが、やった方が良いかとは思います。まんべんなく日光に当てて乾燥させておくと後の作業が楽になります。

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今年の晩生品種は『もみじ3号』です。例年は種から『ネオアース』の苗を作っていますが、今シーズンは苗づくりに失敗。栽培を始めた頃の方が苗を作るのが上手だったかもしれません。致し方なく、近所のホームセンタで苗を購入したらこの品種とわずか2つほどしか選択の余地がなく、半ば自動的に品種が決まってしまいました。『もみじ3号』の栽培は始めてなのでどんな感じが興味がありましたが、栽培では他の品種と大きな違いは感じませんでした。これから保存や味の点では違った発見もあるかもしれません。私が作ったからなのか、品種のせいなのかは判りませんが、あまり大玉はできませんでした。300g前後の標準的な大きさです。

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今年は5月とは思えないほど気温上昇があり、昼間はとても菜園で作業をする気になりません。16時頃まで畝で乾かして夕方に気温が下がってから菜園に出向いて葉落としと、根落切りをします。私は鎌でやりますが、慣れてくるとこれはこれで楽しい作業です。例年、100個くらいと数が多いのでそれなりの力仕事ですが冬越して長い期間をかけて作った作物ですので充実感があります。葉と根を切る作業時に玉についた土を丁寧に落としておくと見た目もきれいになり、吊玉にした時も美しく見えます。収穫カゴに3杯作業を終えたところであたりも暗くなってきて撮影の限界。最終的に5杯分の収穫でしたが、作業を終えた時は薄暮を過ぎてすっかり夜のとばりが降りてしまいました。収穫カゴ5杯分のたまねぎを車に積んで自宅に持ち帰り、屋内に一時保管です。次の休みの日に自宅の庭に吊玉保管する予定です。そうそう、葉切りする時に残す長さは長めにしておきます。短くすると吊る時にヒモでくくりつけるのがやりづらくなりますからね。

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4/25 ソニック収穫 [たまねぎ]

4/19のブログ更新後にそのできごとは起こりました。なんと、ブログ撮影用に使っていたガラケーを洗濯してしまったのです。普通、携帯電話を水没させると大抵は故障。もう使えません。実際、全自動洗濯機で脱水工程まで完了してから発見されたので、洗剤の入った水が浸入。まあ、その後、すすぎもされていて、おまけに脱水までしてるのでひょっとすると乾燥したら復活するのでは?とも考えましたが、ここは潔くあきらめることに。早速、同じ型のガラケー携帯をオークションサイトで物色を始めました。私が使ってた型式のはそれほど古いものではなかったので、いくつか出品されていました。いやー、古くなるとこれほど安く手に入るものか!と感心しました。大体、最新スマホだって1年もすると大幅に値引きされる世界ですから、数年前ともなるとほぼタダ同然のお値段です。もちろん、中古機なんですが、それにしてもお手ごろ価格。同じ型式にこだわったのは慣れ親しんだ使い勝手もありますが、画像の画素数と画質、ファイルサイズのバランスが絶妙だったことです。即効で落札したものの、実物が手元に届くには5日ほどはかかりました。なんとか、同じ型式の携帯を入手。ほっと安堵です。

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そうこうしてるうちに、早生のたまねぎ『ソニック』に収穫時期が到来。畝の株も100%倒伏してしまいました。毎年、連休の前半には収穫していますが、今年は、私の勤務が例年通りのカレンダー通りの休日ではないため、少々、焦り気味。できるだけ早めに収穫しておかなければという思いが先行してしまいます。事実、収穫を予定してる時期に雨でも降られたらスケジュールが一気にずれ込みます。収穫時には引き抜いた株を畝の上で最低でも1日干すのですが、これが雨ではできない。4/25が晴れたので、即決で収穫してしまいました。ここに掲載してる画像は、収穫から4日後のもの。畝に株を干している画像が撮影できなかったのは残念でした。ところが、1週間ちょっと経過した4/29には、水没したガラケーが乾燥してなんと復活。これはうれしい出来事。使えるか試しに撮影してみたのがこの画像です。なんかウソみたいな話ですが、これ事実です。ガラケーは洗濯しても乾燥すれば復活することを体験しました。

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4/19 たまねぎ試収穫 [たまねぎ]

早生のソニックの畝の株が倒れ始めました。例年よりちょっと早めです。定植時期は例年通りですが、何故でしょうか?。冬が特別暖かかったと言う訳でもないのですが、雨が多かった分と春先が早くに日照時間が確保できたことが原因かも知れません。たまねぎはマルチ栽培しているので、鱗茎の太り具合がわかりにくく、生育状態をチェックするには株を引き抜くしかありません。新たまねぎを食べたい思いもあり4つほど収穫してみることにしました。まだまだ、小さい鱗茎ですが、スーパーで売られている新たまねぎと較べても極端に小さいと言うこともなく1個100gは十分にある大きさでした。このまま順調に株が倒れて行けば、5月の連休頃にはすべて収穫できる見込みです。例年通りの収穫が期待できます。地上部の草丈の育ちは非常に良くて、例年以上の印象です。株が倒れてしまって後でも1週間程度は鱗茎は太り続けるので100%倒れるところまでは待ちませんが、60%~70%倒れたあたりで様子をみて、収穫することにします。これからどのくらい太るか?が勝負どころです。

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早目に収穫するメリットは畝が空くので、そこに春野菜の苗を植えることができると言う所です。今年は苗の購入数と種類がほぼ万全で現在、自宅の自室内でぬくぬく育苗中です。今年は職場が変わったことで24H、25℃の環境をタダで手に入れることができなくなってしまいました。どうするべきかと不安でしたが、屋内だったらほぼ関係がない見たいで、苗の育ちも従来と較べても遜色ない状況です。夜間の室内温度が25℃よりも低い分生育はスローですが、日中と夜間の温度差が適度にあって徒長しにくい上に、定植後の苗の外気に対する順応も良くなるだろうと思っています。今年はソニックの収穫を早めにして、その分たまねぎは小ぶりになるかもしれませんが、春野菜の定植が早くに終えることができる可能性もあります。ところが、連休が今までのようにたくさん休みを確保できないので作業としては忙しくなるかもしれません。後は休みの日の天候次第と言ったところかと思います。

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株が倒れている割合はまだ20%にも満たない印象です。ただ、倒れた株の鱗茎の大きさが例年にくらべてそれほどでもない点が心配です。倒れてからも太るのですが、理想とする1個300g台のサイズになってくれるかどうかはちょっと心配です。たまねぎ株が倒れるのは休眠に入ったサインですが、休眠に入るにあたって栄養を鱗茎に溜め込みます。クマが冬眠する前に荒食いするのと同じで眠っている間の栄養を体内に溜め込むと言う自然の生き物の本能と言うヤツです。例年、早生のたまねぎは連休前半の4月末に収穫しています。その後の連休後半に空いた畝に春野菜の苗を定植するためもあるのですが、今年は5月の休みが飛び飛び(5/2-5/3)と(5/6-5/7)と5/9なので計画的にやらないといけません。

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3/15 たまねぎ始動 [たまねぎ]

3月に入ると朝明るくなる時刻も早くなり、夕暮れも6時くらいまでは明るいという感じになります。一般的には『日が長くなった』と表現されますね。たまねぎには、この日(陽)が長くなることを敏感に察知するセンサーが組み込まれています。日が長くなったとセンサーが検知するや、そろそろデッカクなくか...てな感じで成長を開始します。画像は早生の『ソニック』ですが、3月ともなると急激に草丈を伸ばして気持ちよいくらい成長します。50cmくらいに一気にノビノビです。肥料は2月の末に1回入れてたのでちょっと遅かったかな?と言う反省もありますが、たまねぎは栄養不足だと玉が小さくなるのでまあ仕方ありません。保存に重きを置くなら、肥料は少なめで時期は早めにが鉄則です。早生は保存優先ではないのであまり問題にはならないと考えております。

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あまりに急激に成長するものですから、倒れてしまう株もあるほど。倒れるのはまだちょっと早いって。今年は早生と晩生の畝を並べて栽培中なので、その成長の違いが良く判ります。晩生はまだ日照の基準時間に達していないんですね。1日の日照時間が11時間とか13時間とか品種によって成長スイッチが入る時間が違うものですから、微妙にスタートが変わります。早生のたまねぎはだいたい5月の連休には収穫時期を迎えます。晩生は5月末から6月にかけてという感じ。今シーズンの冬野菜は白菜の失敗に始まり、冬越し野菜は霜で萎れたえんどう、そらまめの徒長など、失敗が多くて少々ヘコんでおりますが、たまねぎだけはどうにかまともに育っていますのでこのまま大切に育てて無事に収穫を迎えたいなと感じております。

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1/9 たまねぎの様子 [たまねぎ]

正月気分も終わり、サラリーマンは毎日が仕事のリズムの生活が戻ってきましたね。お休みの日も寒さが厳しいとなかなか菜園にも足を運ぶのがおっくうになる時期です。この時期は、植え付けや種まき作業がないので手入れをする作物もありません。冬越し野菜が無事、冬を越せるかを見守るのが仕事となります。その一番手はたまねぎです。今年のたまねぎは定植時期が遅かったので生育は遅れ気味ですが、元気そうなので安心しています。今の時期は、毎朝、霜が降りるし、霜柱が立って苗が浮き上がることも良くあります。浮き上がると苗はほぼ萎れてしまうので、浮いた苗を見つけたら土の中に埋め戻してあげなくてはなりません。この作業を怠ると欠株ができて収穫の際、しまった!とつぶやいてしまいます。画像は早生の『ソニック』で種から育てた自家育苗モノです。定植時期が遅い割りにはまずまずの成長ぶりだと思います。

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右側の畝は晩生の『もみじ』です。晩生なので現時点での生育度合いは気にしてもあまり意味がありません。萎れずにいればOKとしています。この時期、意外に重要なのが水分です。雨や雪などの自然からの水分の補給が十分あった方が生育が良いのですが、あとは肥料分、それもチッソ分です。例年、2月か3月には化成肥料を追肥したことはありますが、この時期には追肥はしたことがありません。今年はやってみようかと考えています。良い結果が出ればこれからの参考にしようと思います。冬の間でも肥料分はたっぷりと補給してあげた方が良いのでは?と思い立ちました。ネギ類はなすと同様、肥料分がかかせません。

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11/24 晩生たまねぎ定植 [たまねぎ]

時期遅れのたまねぎ定植、第二弾です。今日の定植作業の品種は晩生品種の『もみじ3号』。種から育てた自家苗は『天寿』でしたが、この時期になるのに生育不良で不安いっぱい。万が一の失敗を恐れて別途、苗を購入することにしました。昨年も自家育苗が失敗sて、あきらめて早生、晩生とも苗を購入しての栽培でした。今年は早生品種の『ソニック』はなんとか自家育苗でまかなえましたが、晩生品種はダメでした。画像の左が今回購入した苗、右が自家育苗した苗です。草丈が半分くらいで茎も細くこれでは、ちょっと...。11月初の時期ならまだしも、すでに中旬を過ぎたこの時期でこの苗の小ささでは不安が拭えません。

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購入した苗の品種『もみじ三号』は以前から一度、栽培してみたかった品種なので迷いはありませんでした。それは、味が良いと言う評判だからです。日本のたまねぎ栽培のルーツは大阪の泉南、貝塚あたりですが、現在ではもっぱら淡路島が一番の産地と言うのが定説。一年を通じて温暖な気候がたまねぎ栽培に適しているのでしょう。ちなみに、淡路島はたまねぎだけでなく、レタスや葉物野菜など多数の野菜の産地でもあります。京阪神地区と言う一大消費地と隣接しているので野菜づくりが盛んなのもうなづけます。例年なら11月も20日を過ぎるとたまねぎ苗は店頭から姿を消すのですが、今年はバンバン並んでいます。どうしたことでしょう!?。自分が苗の栽培に失敗したから言う訳ではありませんが、今年の天候はちょっと例年とは違っていたのか?プロが栽培しても今頃まで苗が出荷されているというのは..。なぜだろう?とつい思いがそちらに巡ってしまいます。来年からたまねぎの種まき時期を早めることにします。ソニックの種まきが9/7で、晩生の『天寿』が9/15でした。どうも私の住む地域では、9月の初めあたりが適期と言えそうです。たまねぎに限らず、野菜の種まきや植え付け時期と言うのは、地域によって適期が異なります。実際に失敗して初めて適期が判明すると言っても間違いではないように思います。効率は悪いですけど。

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やっぱりプロが作った苗は良い感じですね。草丈も茎の太さも揃っているし、根の長さが短いのはカットしてるから?かと思うほど自家育苗の苗とは根の長さが違います。根が短いと定植の際、根がじゃまにならないので作業がラクです。トマト苗では根を意識的にカットして強くすると言う手法は聞いたことがありますが、たまねぎ苗でもそんな手法があるのか?いやいや、肥料の種類と育苗土壌が違うだけなのか?と思わず、あれこれと詮索してしまいますね。一度、調べてみようかなとも思います。毎年、苗を作っているのできちんと調べた方が良いんだと思います。まさに、『苗半作』と言う言葉の通り、良い苗づくりができたら、栽培の半分は上手く行ったも同然と言うのも説得力のある格言です。

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昨日(11/23)に続いてのたまねぎの定植作業です。2日目となると手際も良くなります。私は11/22から3連休でしたが、他にも用事が多々あり非常に多忙で、あまり休みと言う感じではなかったのですが、その分、作業効率を上げないと仕事が終わりません。この時期、菜園の作業は9時頃から作業を始めても、5時か精一杯。日没が早い分1日のうちで作業可能な時間は少ないのです。日没後でも済ませることができる用事は極力夜間にとやりくりしながら時間を作りまました。お墓参りとかバイクの修理依頼とかホント忙しかったです。たまねぎ定植以外にもやりたい、やらねばならない菜園作業はいくらでもあるのですがね。なかなか時間がつくれません。それでも、ワッセ、ワッセと植える..植える..。昨日の作業経験を踏まえて自分なりに作業手順を改善。その内容は、まず、1本づつ植えて行くのはやめて、マルチの植え穴部分を鉄杭で植え穴を空ける作業を10個くらいまとめてやる。終わると苗を10本まとめて植え穴に放り込む。終わると穴埋め用の土を順番に詰めて行く。つまり、苗10くらい単位で流れ作業的にやった方が効率が良いと言うことです。

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効率良く作業を進めて快調に定植作業が終盤にさしかかった頃、問題発生。苗が足りなくなりました。まあ200本購入しましたが、昨日の畝と同じ長さの畝なので植え穴は200本以上、具体的には225本です。25本不足です。じゃあ、生育不足の『天寿』の苗も植えてみるか?と言うことになり、たった、25本ですが定植することにしました。苗の中でも育ちの比較的良いものをセレクトしました。この大きさの苗でこの時期に定植、栽培してどんな大きさのたまねぎが収穫可能なのか?を見極めるのも意義あることです。十分な大きさのたまねぎが収穫できるのなら、半分サイズの苗でも十分大丈夫と言うことを立証できることになります。もし、そう言うことなら来年からは苗の大きさにこだわらずに定植ができるし、種まきの時期をずらすことも不要となります。

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左の畝が昨日定植作業をして早生品種の『ソニック』です。右が今日作業した『もみじ三号』。マルチの表面も手ほうきで丁寧に土をおそうじしてました。11/24の定植で果たして収穫ができるのか?興味もありますが、不安な気持ちのままいつもと同じ約500本近いたまねぎ栽培をスタートしました。

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