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4/21 山椒の花 [山椒]

花と言っても山椒の花はとっても地味で見ていてきれいだなと感じるようなものではありません。が、見方によってはユーモラスな形をしていてカワユイ感じがします。ツノを2本だしているカタツムリのような形状です。ぶどう山椒なので、実の大きさと数は他の品種に較べると比較になりません。樹は苗を植えてからまだ5年も経っていないので小さいのですが、山椒によくある突然枯死にもならずに今のところ元気に育ってくれています。年々、樹も大きくなってきているので収穫量も増えて来ている傾向です。山椒って元々、山で育つ植物と言うか作物なので畑に植えるのは間違っているのですが、私は住宅地の中にある菜園に植えているので、2重に間違っているようなものですが、その住宅地が山の中みたいなものなので、なんだか良く判らない状況とも言えます。近くの山には野生の山椒が自生しているほどですので。

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今にして思うと苗の植えた場所と間隔は失敗だったかもしれないと思うようになりました。しかし、その思いとは裏腹に、毎年、絶好調の収穫となっています。苗の間隔は1mにしていますが、これが足りなかった。もっと間隔を確保すべきでした。植えた場所に関しては菜園の結構、真ん中で日当たり良好な場所です。これは、山椒の樹と言うことを考えると適していないと思いましたが、山椒の栽培を始めた際に日影を選んで植えつけたら見事に枯れてしまい、その教訓からもう少し日当たりの良い場所にしようとこの場所にしました。山椒と言えども最低限の日照は必要なんだと今では結論に至っています。私は今では、観念的に行動するより、実践を信じる立場ですが、それにしても常識?は疑ってっかかるべしです。ゆずの樹は、日当たりが良かろうと思いながらも日陰に植えて大正解(今のところ)。日影と言うより、西日が当たらない場所がGOODと言う感じ。山椒に関しては、植えた場所の日当たりと言うより、このまま樹がどんどん成長した結果、畝の作物の日当たりが悪くなってしまうと言う問題です。

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山椒と言えば、すりこぎの材料に良く使われます。山椒のどこがすりこぎに適しているのかは知りませんが、ちょっと細身のすりこぎなら使えそうな太さには育っています。テレビ番組でどこか(栃木県あたり)の山椒の産地で大木に育った山椒を見たことがあります。樹齢100年くらいと紹介されていました。山椒で樹齢100年と言うのは非常に珍しいらしいです。100年も寿命があっても、ほぼ、私の方が先に居なくなるのでまあ50年くらい生き延びてくれたら十分。それよりも、本数を増やして1シーズンの収穫量を増やしたい思いですが、苗木のお値段が高い!のがちょっと問題です。自家増殖ですね。

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