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2/7 特大サイズの聖護院 [だいこん]

さすがに2月まで収穫せずにいると特大サイズに成長します。5mの畝に50cm間隔で種まきして、さらに、その株間に時期をずらして種まきしたのですが、最初に種まきした株の最後から2株目の聖護院だいこんです。後で種まきした株はまだテニスボールくらいの大きさです。ブロッコリーも時期をずらした種まき栽培をしていますが、最初に種まきした時期が通常栽培の種まき時期でしたので、どうしても後発の株は寒さが厳しくなって気温低下になると成育がストップしてしまい、収穫サイズに育つまでに倍以上の時間がかかるようです。それでも、1月や2月と言うと家庭菜園でもほとんど収穫可能な野菜の数が激減する時期なので、白菜、にんじん、ブロッコリー、だいこんの4作物が収穫可能と言うのは素人がやってるにしてが上デキだと思っています。聖護院だいこんはちょっと育て過ぎた感はありますが、ここまでデカくなってもスが入ったり、皮が障子模様に硬い繊維が入ってしまったりと、肉質が悪化していないことに驚いています。今日の野菜の品種改良は驚くべきものだと思います。

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 画像の鎌の大きさと較べると大きさがわかりやすいのではと思います。聖護院だいこんは畝を深く耕す必要がなく、栽培が可能なので硬い土の畑でも栽培が可能です。我が菜園のように土不足と土が硬いところでは非常に重宝する品種です。煮て食べると絶品な味ですが、これには好みもあるようです。独特のほろ苦い、苦味がありますのでここが好みの分かれるところですが、昔懐かしい味とでも言うのか、現在の最先端の品種改良されただいこんとはひと味違います。コンビニでおでんとして使われているだいこんは、『源助だいこん』と言うウワサですが、『源助だいこん』にはあまり苦味はないように思います。あの味が現代人に好まれる味だとしたら、『聖護院だいこん』は好まれない部類の味かもしれません。ところが、このだいこんを煮て食べた人から絶賛の嵐が沸き起こっています。味だけはなく、柔らかく煮える、煮れば煮るほど味が浸みこむとのことで、最後に昔ながらのほろ苦い味が、年寄り(失礼!)オトナの味覚を刺激しているようです。とにかく、このサイズですからできるだけ大きなお鍋を用意してザクザク切っただいこんをかつおとこんぶ、いりこ出汁のしっかりと濃い目のだし汁でコトコト煮てください。しょうゆと砂糖とみりんのシンプルな味付けで、あまり余計な具は入れずに、薄揚げを切って入れるだけにした方が美味しいと思います。薄揚げがだいこんのコクを引き出しくれます。

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長いだいこんも収穫を重ねて残り少なくなってきました。こちらは『おろし』で食べる用ですが、煮てもなかなかイケる味です。来年からだいこんの栽培量も増やさねばなりません。好評なのと消費量はかなり伸びているからです。白菜の消費量は減っていますが、ほとんど漬物でしか食べないことが理由です。白菜は鍋にするか、漬物にするかどちらかで用途が限られていることもありますが、煮ても柔らかくなりにくいと言う側面もあります。その点、だいこんは煮るとやわらかくなるメリットがある上、大量に食べることが可能です。柔らかいので消化も良さそうですし、調理次第では、意外に飽きないと野菜だと発見しています。栽培にスペースは必要なのがデメリットですが、これまで白菜を2畝栽培していたので、今後は1畝にして、だいこんを2畝でも良いかもしれません。長いだいこんも畝の土を耕すのが大変ですが、冬場の栽培なのでマルチも不要なことが判ってきました。聖護院だいこんもマルチなし栽培が可能かもしれません。試してみましょう。

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