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2/7 種いも購入 [じゃがいも]

年が明けて野菜の栽培準備を始めるのは、毎年、じゃがいもからです。種いもの購入をします。じゃがいもの種いも購入は栽培する地域の植え付け時期により異なりますが、私の住む地域では植付け時期がおよそ2月の中旬から下旬と言われています。この時期は人それぞれで、ご近所でも半月から1ヶ月の幅があります。私は3月初で植え付けた場合が、これまででは一番育ちが良かったのでだいたいその頃を目安にしています。かつて、2月の初旬に植え付けしたことがありましたが、確かに萌芽は早いのですが、遅霜に当たると芽が萎れてしまい、萎れなくてもその後の育ちが悪くなりました。遅霜の時期も年により早い遅いがあって、私の菜園の辺りでは3月10日くらいが標準です。じゃがいもは種いもを植え付けてから、30日から40日で萌芽します。基準としては、ソメイヨシノの開花時期と同時くらいがちょうど良いと言われています。桜の開花日から逆算して30日前か40日前がちょうど良いことになるのですが、例年、開花日は3月末か4月の第一週と言う感じなので、逆算すると3月1日くらいになります。お雛さま(雛祭りの3/3)前後に植え付けと言うのが植えつけ時期の覚え方になっています。こちらの種いもはLサイズ。13個購入しました。

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じゃがいも栽培には独特の楽しみがあります。萌芽するのを待つ楽しみ、萌芽した芽を発見した時の楽しみ、これは桜の開花時期とほぼ同じなので、『春が来た!!』と浮かれ調子の幸せ感も味わえます。そして、萌芽した芽がグングン成長するのを見る楽しみ、芽掻きして手入れする喜び、土寄せして肥料を入れる時の世話してる感を実感する喜び、そして、最後にイモ掘りの楽しみです。管理作業は素朴な作業ばかりで地味なのですがその地味さがなんとも言えず楽しいんです。1回の作業が重労働でないのも楽しさの一因かもしれません。短時間で済むし手入れの度に姿が変わるところも飽きなくて良いところです。栽培の最初の作業は種いもの購入ですが、これは品種選びから始まります。かつては、片っ端から、いろんな品種の栽培をしていましたが、今では『ダンシャク』1本で栽培しています。食べて美味しいのがその理由。シンプルです。育てやすいと言う印象もあります。よく実る品種のようにも思います。肥料をあまり入れすぎないように、しっかりと芽掻きして1本か2本にすればイモの数は少なくてもサイズの大きなイモができます。原則、肥料はいつも同じものを使っています。肥料を入れる理由は、たくさん収穫する為ではなく、イモの味を良くする目的で使っています。使っていない栽培と比較した訳ではないのですが、この肥料を使い出した頃から美味しいイモが収穫できています。

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 じゃがいもって、ナス科の植物なので当然と言うべきか、連作すると障害が出やすいという難点があります。家庭菜園ではナス科の野菜が数多くあるので、連作を避けるのはなかなか困難なところがあります。できるだけ、昨年栽培した畝は避けるようにしています。それでも、めぐり合わせで、隔年で同じ畝に栽培することになったりはします。今年は、前作にブロッコリーを栽培した畝に植え付け予定です。ブロッコリーがアブラナ科です。ここ数年、じゃがいもが好評なので栽培量を増やそうとしています。今年も昨年よりも畝の数を増やす計画です。昨年までは5mの長さの畝×2本でしたが、今年は3本規模する予定。のこりの2本の畝は連作にならないように注意です。春植えのじゃがいも栽培は、種いもを切って使ってもOKなのですが、私は丸ごと植え続けたきました。毎年、種いもがもったいないので切って使った方が経済的だとは思うのですが、万が一、萌芽しなかったらどうしよう!と不安が募って丸ごと植えています。今年こそ種いもを切って植え付けしてみたいと思います。それでも、全部ではなく試験的に畝1本だけとかにはなりそうです。丸ごと植え付ける場合は、5m畝で種いもが13個必要です。こちらの種いもは小さめのSサイズで13個あります。

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Lサイズの種いも13個と合計で26個の種いもの購入となりました。Lサイズのは半分に切って植えつける予定です。26個でちょうど3kgでした。1個100gの計算なので結構大きい種いもと言うことになります。今年こそ20kgを越える収穫ができるようにしたいです。種いもの最低10倍が目安なので30kgは行くかな?ちなみにプロは種いもの30倍の収穫が合格?ラインだそうです。種いもはホームセンターではなく、種苗店で購入することにしています。種苗店だとネットに入ってなくて、計り売りで必要な個数を過不足なく購入できるし種いもを選ぶこともできます。種いもの品質も気のせいかもしれませんが、良いように思います。毎年、北海道産の種いもを使っています。ホームセンターで売られている種いもは毎年、産地が異なるのでちょっと不安です。保管管理もきちんとされているのかも気になります。専門知識がきちんとあるお店で購入するのが一番です。ホームセンターでは、芽が異常に伸びている種いもを見かけたりしますが、そのような種いもは、腐りやすい状態になっています。購入時に種苗店でその話題になり、『ウチはきちんと芽を掻いています』とのことでした。やっぱり、管理も重要です。購入後の管理方法についても、レジ袋の口を結んで入れっぱなしだと気温が上昇した時に蒸れたり、温度が異常に上昇してダメージになるそうです。風通し良くして戸外でも大丈夫とのことでした。これは意外でした。10℃以下になるといもは腐るのではないかと思ったので。


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