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10/30 たまねぎ畝建て [たまねぎ]

早生のたまねぎの植え付け時期が近づいてきました。夏の雑草をきれいに掃除して土を耕し、肥料を入れてマルチを張って畝を建てます。秋のたまねぎ苗の植え付けは私の家庭菜園のこの時期のクライマックスかもしれません。例年、畝建てと苗の植え付けは同日作業ですが、今年は苗の準備が終わっていないので何日か日数が開きそうです。深い場所に入れる溝施肥とは言え、本来は何日か期間を開けた方が良いとは考えていました。同日作業になるのは、単純に作業時間の都合でした。今年は例年とは違ったやり方になったので、結果を見て今後の作業計画の参考にしようと思います。時間の余裕は無いよりもあった方が良いと痛感します。だらだらと作業をするのとは意味が違うのですが、ベストを尽くすと言う意味で時間の許す限り丁寧に作業ができるので理想的だと思います。

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今年のたまねぎ栽培場所はなすの栽培畝だったところです。なすはまだ収穫可能ですが、もうたまねぎに場所を譲ることになります。秋のこの時期まで毎年、良く粘ってくれます。雑草を抜いたりと言う手入れをしていないので、畝はボサボサ状態で荒れたイメージですが、マルチはしっかりと掛けてあるのでめくってしまえばきれいな土が現れるはずです。マルチのメリットはいろいろあるのですが、夏の間に害虫が畝に卵を産みつけにくいと言うのは大きいと感じています。

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なすの樹を抜いて除去し、雑草を始末してしまえばこの通り、かなり、すっきりした感じになりました。なぜか、中途半端な畝幅のスペース。これは随分と昔からこの状態で最初に畝割りをした時にこうなってしまったままずっと悪循環が続いています。今年はいちごの定植が終わっていないので、調整しようと考えています。たまねぎは今年も早生と晩生を200株づつ植え付ける予定。例年通りです。早生の苗は種から栽培したものがかなり失敗濃厚でして、100本ほどしか確保できない見通しです。苗は200本購入することにして、100本は別の畝に定植する計画です。穴開きマルチで栽培するので苗の本数管理は非常にやりやすいメリットがあります。たまねぎ苗は店頭に並ぶとあっと言う間に売り切れてしまうので入手にはタイミングが重要です。

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とりあえずできたスペースはすべて耕すことにしました。これだけまとまったスペースを耕すのは久しぶりです。年々、体力の衰えを感じているので、機械の力を借りたい衝動に駆られます。機械で可能なものは機械でやって良いと考えます。家庭菜園で管理機とは何と軟弱な!とお叱りを受けそうではありますが、やはり、人力と機械では作業効率は違います。時間がたっぷりない人こそ、機械の力を借りるべきと思うのです。効率化して作った時間で栽培の品質向上のための作業に時間を割り振ることで機械を使う意味もあろうと言うものです。悲しいことに私には管理機がありません。とぼしい力でクワを片手にせっせと人力で畝の土を耕しました。ああ、疲れた...。

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畝割をして畝建てしました。マルチ栽培なので畝の幅は自動的にマルチの幅で決まってしまいます。菜園を開いてから以降、畝の位置はほとんど変化がないので畝の間の通路はほぼ耕されていません。そのために、トンネルフレームを畝に挿す際に耕されていない通路の土は踏み固まってしまい苦労しています。土が締まって固いからと言って、力任せにフレームを挿すとフレームが曲がってしまうことも。ここは、まんべんなく土を耕しておきましょう。菜園の土壌改良を考えるとやはり管理機の導入が欠かせないと感じてしまいます。この前テレビで見た畑は200年代々耕し続けたと紹介されたました。私なんか自慢じゃないけど10年未満です。でもそれなりに作物も栽培できてるんですから。自信を持ちましょう!。今から200年も耕すことなんて見届けることは不可能ですから。200年耕すと、畑の土を口に含んで食べることはできるそうです。いや、すごいお話ですね。

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たまねぎは5列マルチです。幅は70cm+畝の高さ分と言う計算をしています。この計算と畝の割付を精度高く作業しておくと仕上がりがきれいになります。そこまできれいにする必要もないと言えばないのですが、きれいに仕上がると栽培の管理作業も前向きな気持ちになってモチベーションも向上します。これは私にとっては非常に重要なことです。適当な作業で仕上がり精度の悪い畝を作るとその後の管理作業もやる気がでず、結果、適当な管理作業でルーズな作業となり、気持ちが栽培に向かわなくなってしまうのが怖いと言うのが本音です。

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肥料は例年通り、溝施肥で種かす+熔リンで畝1本に対して3本の溝を切りすべての溝に2種類の肥料を元肥として施肥します。追肥をするかしないかは、成育状態を見ながら調節します。昨年は追肥しました。たまねぎの追肥は注意が必要でできるだけ早い時期に、たっぷりとが重要。収穫前1ヶ月以内の遅い時期に追肥すると収穫後の保存が効かなくなります。つまり、腐りやすくなると言うことです。少ない肥料で立派な玉に育てるのが私の理想。保存の効く良いたまねぎを作りたいのです。

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畝の表面を塩ビパイプで表面を均します。きれいに均すことができます。この道具を考えついた人はホントにえらいネと思います。感動的にきれいな表面が出来上がります。マルチをきれいにに張れるかどうかは、この均し作業をキチンとできるかで大きく変わります。微妙な調整ですが、畝の中央をほんの気持ち高めに均すときれいに張れるんですね。完全に平らにしてしまうとマルチを張った際にたるみが出やすく、たるむと雨が降ると水溜りができてしまいます。まあ、水たまりができても栽培には影響なしと思います。むしろ、水を溜めることができて乾燥を防げるのが良いのかもしれません。

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こいこい

畝の中央を高めにとは納得です。次回からやってみます。
by こいこい (2015-11-08 14:47) 

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