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9/12 秋じゃが植え付け [じゃがいも]

春は『ダンシャク』が定番でずっと栽培していますが、秋じゃがは『ニシユタカ』に代表されるようなデジマ系の種いもしか市場には出廻りません。食べておいしい『ダンシャク』は秋には栽培できないのか?とずいぶん長い間考えをめぐらしていました。秋には『ダンシャク』は栽培できないのか?いやいや、春に収穫漏れした畝から秋に『ダンシャク』が萌芽してそのまま収穫したことがありました。でもサイズがちょっと小さかったような記憶があります。やはり、『ダンシャク』は春栽培の品種なのでしょうか。デジマ系はホクホク感が少なくて、加熱調理しても肉質がしっかりとした特徴があります。これが好みの分かれるところ。私はダメなんですねこのコリコリ感。今年は、春に収穫した『ダンシャク』の残りが芽を出し始めてきたので、種いもにして植えてみることにしました。大きさは小さいものが多かったので種にもにするには都合良しです。芽が出てくると台所でも調理には敬遠されてしまうので、ここは種いもとして使うのが(使えればですが)有効利用と言うものだと思います。

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相変わらず日没前の作業開始で画像が暗くなっていていていけません。畝の真ん中に溝を深さ15cmの溝を掘って長靴で歩きながら長靴の先に種いもを置いては、1歩踏み出し、また長靴の先に種いもを置く作業を繰り返します。大人の足の長さですから25cm+長靴の厚さ=だいたい30cmの間隔で種いもが置かれてゆきます。種いもの数はカウントしたら13個でした。

HI3B1583.JPG

春もやってますが、種いもの間に牛ふん堆肥を両手ですくったくらいの量を置きます。そこにじゃがいも専用肥料をひとにぎり置きます。このやり方は運が悪いと種いもを腐らせてしまって萌芽のさまたげになっているのではと最近思うようになりました。溝を掘っているので雨が降ると雨水が溝をつたって流れ込み溝の底に集中します。肥料や牛ふんが雨水に溶けて溝の底で種いもに触れてしまい、種いもが腐敗する。と言うことです。

HI3B1586.JPG

植え付けが終わった時にはすっかり日没の暗闇でしたので、後日撮影したのがこの画像。植え付けてから大雨は降っていません。萌芽まで30日くらいですが、今年は休眠時間が深そうな春植え品種なので30日で萌芽するかどうかは疑問です。今年は植付け方法は従来通りですが、種いもで挑戦的な実験を始めたというところです。市販されている秋じゃが品種の栽培と遜色なく栽培できたら来年からは春植え収穫のいもを秋植えの種いもにするローテーションが確立できるかもしれません。永遠に種いもを購入する必要なくじゃがいも栽培ができるかもしれません。なす科の野菜なので連作障害にだけは気をつけなくてはなりませんが。

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