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4/7 ぶどう山椒の芽吹き [山椒]

今年、かねてより念願だった実山椒の王様と言われる『ぶどう山椒』を大枚を叩いて導入しました。これで簡単に枯れてもらっては困ります。およそ、果樹の苗は冬の時期に購入して植えつけるものですが、落葉樹は葉が完全に落ちた状態で届けられます。葉をすべて落とした苗木などと言うものはなんとも頼りないもので、果たしてこれが立派な成長を遂げるのか?と疑問と不安を抱くものです。いろんな苗を購入して、いくつもの苗を植え付けて、今やもう3年。さすがに、もう不安になることはなくなりましたが、今では逆にその冬の姿から変身を遂げる植物の神秘を楽しんでいます。この『ぶどう山椒』も既に、届いた時点で、ほんのわずかに新芽が出る気配がありました。3/17の植え付けから後は、一時的にかなり冷え込んだ日もありましたが、3週間経って見事?に新芽を吹きました。庭の鉢植えの葉山椒もすでに青々と葉を繁らせています。この『ぶどう山椒』の苗の産地は岡山県と表記されていました。岡山県と言えば、果樹の産地でもありますが、雨の少ないことでも有名です。雨の少ない土地で育った苗木が果たして私の住まう地で元気に適応してくれるものかどうか?房なりの実を付けてくれる日を夢見ながら当面は世話をしたいと思います。  

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果樹の苗木は大きさが重要なことを最近、発見しました。発見したと言うほど大仰な事でもないのですが、苗木は大きすぎても、小さすぎても良くはないのですが、植える場所の気候が苗木が育った気候が異なる場合には、多き過ぎない苗木の方が良いと言うことです。幼木の頃であれば植えた土地の気候に適応する能力が高いと言う印象があります。これまでいろんな果樹の、いろんな大きさの苗木を植えてきましたが、小さめの苗木の方が気候になじむ期間が少なくて済むように感じます。結果、花をつけるまでの年数が短いとも言えます。定植する土地の気候と苗木の気候が大きく異なる場合には、大きめの苗木の場合適応に1年以上は時間がかかります。果樹の場合には受粉が避けて通れない場合があります。受粉樹は同じ時期に開花することが重要ですが、その土地の気候に適応していないと開花時期がズレてしまうことになります。気候に適応すると言うことは果樹だけではなく、野菜の栽培にも大変重要です。自然を相手にしながら、自然の力を利用して、足りないものは最小限のエネルギーで効果的に補うと言うのが私のポリシーです。

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