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3/17 ぶどう山椒苗植え付け [山椒]

3/17のしいたけ植菌イベントを終えた足でそのまま菜園へ直行。16:00頃から『ぶどう山椒』の苗の植え付けをしました。苗を購入したのは良かったのですが、何しろ植え付けに適した場所がないのです。自宅の庭に鉢植えでも良かったのですが、最終的にはどこかに地植えすることになるので、それを考えるとあまり植え替えを好まない植物である山椒のことを考えるとちょっともったいない感じもします。菜園は既に植え付け可能な場所はほど一杯で畑の畝部分に植えるしかスペースがありません。もう少しじっくりと考えて菜園スペースを有効に利用できるようなやりくりを考えても良かったのですが、これ以上良いと思えるアイデアも出ないまま煮詰まってしまいました。今週は3/20が祝日なので何が何でも3/17中に植え付けを済ませる必要もないと言えば無いのですが、春の野菜の植え付け準備作業の貴重な時間ですし、これ以上時間を掛けてもそれほど妙案が思い浮かぶ予感もしなかったので、粘って考え抜くことはあきらめてしまいました。

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山椒の栽培ほど謎の多い植物は経験がありません。とにかく気難しいと言う印象しかありません。枯れてしまうことはいくらでも経験がありますが、いずれの場合も原因がまったく判りません。ただ、最近、もしかしてと思い当たることがあります。それはどうも日当たりと水の関係です。ブルーベリーは別名、太陽と水の植物と言うそうですが、山椒も実は同じような条件ではないかと言うことです。朝倉山椒の苗を1本づつ、2年で2本続けて植えましたが、2年目に植えた苗は枯れてしまったようです。昨年の夏あたりから元気がない様子でしたが、この時期になっても芽が付いていません。2本の苗でどう条件が違ったかと言うと、1m間隔で植えた2本のうち、枯れた方は日当たりが悪かったことと、根が少し露出気味だったことです。つまり、日当たりは良い方が良く、根の乾燥が致命的だと言うことです。根を乾燥させない為にはまず土が保水力の強いものを選ぶ必要があります。

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そんな経験と考察から今回、考えたのはバーミキュライトとベントナイト(粘土鉱物)を土壌に混和して水持ちの良い田んぼの土のような感じにすることでした。これで生育が良いようなら成長に合わせてもっと広い範囲で用土を水もちの良い状態に改良して行こうと思います。2株の植え付け用スペースは昨年秋にたまねぎの苗床に使っていた場所です。この場所の土は比較的、砂壌土で水はけの良い土です。チップ堆肥もかなり入れていますが、基本的には粘るような土ではありません。山椒は水はけが悪く加湿すると根がやられるとも言われているのでなかなか管理が難しいと言えます。常にしっとりと湿っているくらいがちょうど良いのでしょうか。日当たりは間違いなく良い場所ですが、夏場は直射日光で土が乾燥しそうな場所なのでそこが心配です。

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さらに、土壌の乾燥を防ぐためにチップ堆肥の中にあった粗いチップでマルチングしました。たまねぎ苗床の跡地なので多少畝建て気味になっているので水はけは悪くはないと思います。山椒は根が浅いと解説されていましたが、苗の根をみる限りはなかなか深く根を張っていました。余程、良質の苗だったのか実は山椒も深く根を張る植物なのか?と言うこれまた通説と経験が一致しない山椒の神秘な世界です。本当に良く判らない植物です。

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苗木を植えつける際には、足で根元を踏み固めておきました。ひょっとしてこれがまた間違っていたかもしれませんが、土がフカフカで苗木の座りが悪かったので思わず取った行動です。今になって思うと踏み固めるのではなく、支柱を立てておいた方が良かったのかもしれません。今更なので気にしないことにしますが、庭木でもなく山に生息する植物なので人里で栽培すること自体にかなり無理があるのかもしれません。畑ではなく山で栽培すべきだと言う思いが強くしてきました。畑でどんなに工夫をしても山の環境を作り出すのは無理があります。どこまでやれるものかまったく自信も手応えもありません。これでダメだったらもう山椒の栽培は止めにしようと思います。

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栽培に失敗した時は苗木のせいにでもしてショックを和らげるのですがこの苗木、見ればみるほど完璧で非常に品質の高い最高の苗です。根張りはもちろんですが、根の質も細くて数多く、ここまで育て上げた業者の技術には頭が下がります。これだけ上質な苗で栽培に失敗したらもう、打つ手なしです。きれいさっぱりあきらめましょう。実山椒は産地の景色を画像などで見てみると山の傾斜地に立派な大木が生えていたり、農家の庭先や、ちょっと田舎のお屋敷の庭先で育っていたりとどう考えても都会の景色ではありません。みかん山があるくらいの山の中での栽培言うことが多いように思います。気難しさでは天下一品の植物ですが、土壌、気候の条件が固体にぴったりと合えば丈夫に育ってくれるものと信じたいところです。とにかく、やれるだけの事はやったので後は結果を見るだけです。

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Ellpamy

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by Ellpamy (2019-06-26 03:50) 

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